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引退ブログ#7十枝航太


 こんにちは、88代470スキッパーの十枝航太です。引退してから早2週間が過ぎました。この2週間は部活を引退した解放感を感じながら部活のない生活というものを楽しんでいました。しかしながら、先日代交代式があり、そこで次代の決意表明のスピーチを聞き、代が変わったということを改めて実感して急に寂しさを感じ始めています。


 さて、最後のブログですが、最後のインカレとこの4年間のおおまかな感想、それに伴う感謝を書いていこうと思います。


 まずインカレについてです。私はインカレ全日を通して4番艇ポジション、交代要員として、レスキュー艇に乗っていました。自分にできること、やるべきことをしっかりやるという意識のもと、スターティングメンバーのサポートをしながらもいつでも交代して走れるように心構えと風の分析をしていました。不安定な風の中、行われるレース数も少なく、結局は交代してレースに出場する機会は訪れませんでしたが、交代要員が実働しないことはチームの目標のことを考えるととても良かったことだったと思います。特に1レース目なんかは3艇とも非常に良い成績で帰ってきてくれて、非常に嬉しく、感動して泣きそうになりました。そんな感じで、自分の代わりにと言ったらおこがましいかもしれませんが、自分の代わりに走ってくれたスターティングメンバー、小澤、赤城、抜井、保家、上中、浅井には尊敬の念を送るとともに、とても感謝をしています。


 結果として、470チームは輝かしい結果を残した去年のチームと同じ5位を取ることができました。総合でも6位入賞という、チームの目標には届かずとも、良い結果を残したと個人的には思っています。


 ただ、私個人の大学ヨットにおける最終的な目標を達成できなかったことは心残りではあります。私の目標は『インカレでレースに出場し、その走りでチームの目標達成に貢献する』というものでした。スターティングメンバーになれなかった自分の実力不足ではあるので、出場出来なかったことに納得はしていますし、これまで全力でやってきたので後悔はないのですが、ただ無念であるということを実は思っています。この点を除けば、満足してさっぱりと引退できるなというインカレになりました。


 次に4年間についてですが、端的に言って、非常に充実した楽しい4年間でした。コロナ禍の大きな影響を受けながらも、先輩、同期、後輩に恵まれ、部活をやり抜くことができました。中でも同期には非常に感謝しています。私が入部した時はまだ入部者は私しかおらず、半年ほどその状態が続きました。このまま1人かもしれないなんてことを思ったこともありましたが、最終的には17人という人数も集まってくれました。この楽しかった4年間において、同期の寄与というものは特に大きかったと思います。また、私利的なところで言うと、部活していく中で出てくるダークなところは大体他の人(4回生時は特に幹部)が引き受けてくれて、私は別段苦悩することなくただただ楽しんでヨットに取り組むことができました。感謝しかないです。


 88代17(やめた人を合わせると19)人で一緒に部活をできたことは私のかけがえのない思い出です。この場を借りて言っておきます。同期の皆、本当にありがとう。


 終わりにあたり、これまで部活を一緒に取り組んだ先輩、同期、後輩、多大なご支援をしてくださったOB、OGの方々、家族に今一度感謝を申し上げて引退ブログとしたいと思います。4年間ありがとうございました。

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