

引退ブログ#14 能津竣一
お世話になっております。87代スナイプクルーの能津です。引退してから2か月がたち、学生の残り時間の少なさを実感しています。最近はずっとバイトをしています。ヨット部もこれくらい忙しかったな、と懐かしく思う日々です。 僕は学費や生活費を自分で払っていたのでずっと貧乏だったのですが、引退してから改めて計算すると使えるお金が意外と残っていることに気づきました。せっかくだしやりたいことを全部やろうとしています。旅行や資格・免許、やりたかった趣味とか、行きたい人とご飯行くとかですね。 近況はさておき引退ブログのテーマですが、総合3位という87代の目標は達成してしまったし、僕もレースメンバーとして前を走れたので、自分自身の後悔はほとんどありません。なので引退してしばらく経ちますが、今の自分の気持ちを率直に述べたいと思います。 この1年本当に楽しかった。僕の場合はそれに尽きます。 代交代式でも話しましたが、僕はヨットに真剣になり切れないことがコンプレックスでした。ハマるとのめり込むタイプの僕はヨットに夢中になるために入部しましたが、途中で没頭することができない自


好きな生協メニュー#3 溝脇大智
お世話になっております。新2回生470スキッパーの溝脇大智です。今回は、私の「好きな生協メニュー」について紹介します。 突然ですが、「京大の食堂は北に行くほど美味しい」という噂を聞いたことはありませんか?美味しいかどうかは人によって意見が分かれるところなので何とも言えませんが、北にある食堂ほどメニューが多い傾向にあることは事実です。吉田キャンパスにある所謂学食は北から順に、北部食堂、カフェテリアルネ、中央食堂、吉田食堂、南部食堂です。学食のメニューは主菜、副菜、丼・カレー、デザート、麺類、オーダー、ケバブ&ベジタリアン、パフェに分けられます。このうち最後の4つのコーナーがある食堂は少なく、しかも比較的北の方に偏っているのです。具体的には、ケバブ&ベジタリアンとパフェはルネに、オーダーは北部とルネに、麺類は中央(と桂キャンパス)にのみ存在します。ただし、これはお昼に限った話であり、夜になると例えば北部食堂で麺類が提供されることもあります。また、コロナ禍でかなり営業形態が変わっていることも断っておきます。 さて、私のおすすめは何といってもオーダーメニ


引退ブログ#13 鈴木慎二郎
こんにちは。87代スナイプスキッパーの鈴木慎二郎です。長いようで短いような4年間の部活動についに幕が下り、無事隠居の身となりました。引退してしばらく経ち、改めて思い返すと、ヨット部での日々は本当に充実していたと実感します。朝早くに起き夜に帰るという丸一日の活動が現役の時は厭わしいと感じる日もありましたが、今思うとだからこそ夕飯が美味しくなり、そして床に就いたら何か考える間も無く眠る、そのなんてことない日々の良さに気付かされました。 自分はヨット部の中では正直言ってヨットが上手い訳ではなく、同期にスナイプスキッパーが自分の他に4人もいたため、レギュラーになることはなくインカレでもサポートに徹する役回りでした。そんな自分が腐らず続けてこれたのは、惰性などではなく、成長の実感と後輩の指導にやり甲斐を感じたというのが大きいです。レースの成果は目立った戦績を残せなかったものの、真摯に部活に取り組んだ日々が自分の力になり、絶えず変化する環境に対しての対応力や判断力が気づけば以前のそれとは別物となり、さらにそれを出来る限り後輩に伝えようと日々を送りました。レギ


私の好きな生協メニュー#2 峰野晴
こんばんは。新3回の峰野です。今回は「好きな生協メニュー」について執筆させていただきます。 私は中央食堂信者でございまして、中央食堂が開いている限り中央食堂に行くことを徹底しています。私が所属する工学部が本部構内にあることから始まった習慣が今では強迫的に根付いてしまいました。 さて、そんな中央食堂では中央食堂でしか食べられない夜メニューを提供しています。その中でも「鶏肉を揚げたやつ」シリーズが非常に美味しいです(勝手に呼んでいます)。このシリーズには「唐揚げ」「辛揚げ」などが含まれていて、このkaraageツインが非日本語話者にやさしく無いのではないか、という論を提唱しているのですが、その話はまたどこかで。因みに、これらのからあげは、日中や他の食堂で食べれる唐揚げとは別物で、格段に美味いので是非一度お試しください。 長い前置きでしたが、今回私が語りたいのはずばり「油淋鶏」です。中央の夜メニュー以外で油淋鶏を見つけてもそれは偽物です、食べないでください。知らないですけど。兎も角、この油淋鶏はザクザクの衣で覆われた大きな一枚肉に油淋鶏ソースがかかった


引退ブログ#12 小島拓巳
お世話になっております。 先日京大ヨット部を引退いたしました、87代470クルーの小島拓巳です。 遂にこの僕も、最後のブログを書くことになるとは感慨深いですね。(テンプレ) ヨット部を引退してしばらく経ち、年も変わってしまいましたが、今更僕は引退ブログを書いています。恥ずかしさのあまり赤面の至りです。赤面と言えば、インカレ後に寝てる僕の顔に赤く落書きした犯人は今も許していません。発見次第傷害罪で裁判を起こします。最高裁で会いましょう。 裁判の話は一旦置いといて、最後のブログということで、僕がこの四年間書いたブログを読み返してみました。 5回くらい合計で書いていましたが、ほぼ全ての文章でふざけてて反省の念を禁じ得ません。今回のブログは今までの集大成ということで真面目に書いていこうと思います。(これはガチ) ちなみに他の人の引退ブログを読んでみたところ、みんな良い文章書いててナイスって感じですね。とりわけ和希くんの文才溢れる文章には感動しました。特に四年間を鮭の一生に例えたポエムは涙なしには読めませんでした。 奈良君は真面目な文章を書くようになってし


引退ブログ#11 中辻歩武
こんにちは、87代470スキッパーの中辻歩武です。今回は引退ブログということで、最後のブログを書かせていただきます。 この4年間は本当に長いようで短くて、終わってみれば意外とあっさりとした気持ちでした。自分が1回生の頃から、未経験でありながら素晴らしい結果を残している先輩方の姿をずっと見てきて、自分もそうなりたいと努力してきました。しかし、実際は上手くいかないことばかりで、その先輩方が引退して自分が上回生の立場になることに不安が募る一方でした。そう振り返ってみると、最後の1年間は辛い時期であり、1番成長もできた1年だったなと感じています。結果を全く出せずにいた3回生の頃から4回生になり、実力の拮抗していた同期3人との部内レースでも結果を出せず、5番艇として1年が始まりました。小澤の入部もあって6番艇となり、インカレに向けてレースメンバーを絞っていかないといけないため、古澤からもあまり長い時間は待てないと言われ、インカレに出たいという気持ちとは裏腹に実力が伴わないモヤモヤした期間が続きました。変化があったのはレースシーズン辺り、自分の中で船の挙動の


88代幹部 再自己紹介#5 小澤諒真(470リーダー)
お世話になっております。88代470リーダーを務めます、小澤諒真です。私は滋賀県の膳所高校出身なのですが、470リーダーが3年連続膳所出身者ということで方針に偏りが生じないか若干の不安がありつつも、一方で来年度リーダーができる膳所出身者がいないことに一抹の寂しさを覚えています。 さて、ブログテーマは幹部再自己紹介ではありますが、私は初の自己紹介ということで高校時代まで遡ってお話していこうと思います。私は膳所高校でヨット班に所属していました。膳所高校は4年生がS台京都校で過ごすことが慣例なのですが、当時同期であった南野と古澤は飛び級で京都大学に合格し、私は一年遅れで早稲田大学に入学しました。早稲田大学ヨット部は全日本インカレ総合三連覇中の覇者であり、私は半年ほどではあるのですがこの早稲田ヨット部の末端構成員として活動し、その後三年次編入学という形で京都大学に入学しました。二度で合計二年超のブランクがあり、当時の本音としては全国で戦うビジョンがもう見えなかったので競技の再開は厳しいと考えていました。しかし、一度部活に顔を出してみるとやはりヨットの楽し


引退ブログ#10 古澤章太郎
平素よりお世話になっております。京都大学87代470リーダー兼副将を務めました古澤章太郎です。今回は引退ブログということで、僕の学生ヨット部生活においての頑張りの原点と色々あったこの1年間の振り返りを書かせていただきます。どうぞお付き合いください。 僕の同期は、3年前の西宮インカレの結果を自分たちの代でも実現したい気持ちて頑張ってきたと言う人が多いと思います。憧れの対象であり、かっこいいなと思いましたが、身近なようで遠い存在でどこか他人事でした。 僕の頑張りの原動力は、予選で大敗してしまった2年前のインカレの予選です。N旗によりレースが途中で中止された0レース目で後ろから2番目の順位を取り、その後行われた1レース目でも14位という不甲斐ない結果を取ってしまい、チームに悪い流れをもたらしてしまいました。結果として、予選4位で敗退し、自分の結果が足を引っ張ってしまったことは言うまでもありません。自分の実力がこんなものなのかと落胆したこと以上にコロナ禍で大変な中で機会を与えてもらったにもかかわらず、期待して面倒見てくれていた先輩方への申し訳なさが募りま


お気に入りの出艇着#3 抜井理紗
お世話になっております。新3回生470スキッパーの抜井です。今回は「お気に入りの出艇着」というテーマでブログを書かせていただきます。 と言ってみたものの、自分の出艇着を思い返してみると大会の参加賞や景品、また親のおさがりといったものがほとんどで、長くヨットを続けてきたわりにこれといってお気に入りと呼べるものがないことに気づいてしまいました。そこで今回は、私調べで去年一番お世話になった出艇着を紹介したいと思います。 私が去年一番お世話になったのは、ヘリーハンセンのウィンドブレーカーです。高校時代に29erという種目でユースワールドに出場した際、ヘリーハンセンさんから提供していただいたもので、偶然京大のウィンドブレーカーと見た目がそっくりなのですが、目立ちすぎないが唯一無二というのが絶妙にちょうどいいのでよく着ています。おととしぐらいまでは普通に陸上で着ていたのですが、去年の春合宿の際、寒すぎてパドジャケの上から羽織ってみたウィンドブレーカーが思いのほか快適で、以来出艇着のスタメンに仲間入りを果たしました。このままだとちょっと寒いかなというとき、これ


お気に入りの出艇着#2 飯田碧
お世話になっております。2回生470スキッパーの飯田碧です。今回は、「お気に入りの出艇着」について書いていこうと思います。 私は抜井ちゃんみたいに生まれつきのセーラーでもなく、しんしんみたいにいかにも強そうな出艇着を何着も買える程お金もないので、いつもAmazonで買った安いラッシュと有り合わせのもので練習してます。いかにもヨット弱そうなやつの格好です。なので、「お気に入りの出艇着」というよりは、「今欲しい出艇着」の方が書くことがポンポン思いつくのですが、あえて1つお気に入りの出艇着を選ぶとすれば、マストの次に高かった買い物、ドライです。 私が着ているピンクのドライは、1回生の秋くらいに買いました。ベストウィンドで7万弱くらいしましたが、もちろん親に買ってもらいました。買った当初はすごく暖かくて、1滴の水も入らず、去年の極寒春合宿で何十回と沈した私を何度も救ってくれました。完沈して一緒に乗った先輩が寒さで凍え死んでいる中、私がピンピン元気だったのはここだけの秘密です。 ところが、春合宿が終わる頃には、だんだんと水が染みてくるようになりました。ドラ