

スナイプJrmix2022
お世話になっております。1回生スナイプクルーの古閑麻央です。今回は11月11日から13日にかけて琵琶湖で行われました全日本スナイプ級ミックスヨット選手権大会及び全日本スナイプ級ジュニアヨット選手権大会の報告をさせていただきます。 インカレ期間あまりヨットに乗る機会のなかった私たちにとっては久しぶりのレースということでとても楽しみにしていましたが、一週間前の琵琶湖インカレで風を使い果たしてしまったのでしょうか、琵琶湖で長年ヨットをされている方も驚くほどの無風の日々でした。 1日目は出艇はなく、2日目の午後からようやく第1レースが始まりました。私は今年卒部された4回生の沼田来紀先輩と出場しました。 風待ちの時に陸で4回生の先輩方にコースについて教わったことを考えながら、左海面を選択しました。左海面のブローにうまく乗ることができ、右海面の艇団に比べてかなり前に出ることができました。ラルの中でタックしてしまうなど、反省点もたくさんありますが、自分で引いたコースで前に出ていくという経験はとても面白く、楽しいものでした。ランニングのレグは沼田先輩の帆走力に感


第87回全日本学生ヨット選手権大会#2
お世話になっております。2回生470スキッパーの抜井です。 まず、ブログの提出が大幅に遅れてしまったこと、大変申し訳ありません。ブログ担当に指名されてからしばらく何をどう書くか相当に悩み、書き始めたら書き始めたでいろいろな思い出やそれに付随する感情があふれてきて、なかなか書き進められずにいました。最終的に、2回生で470チームの1番艇スキッパーという私なりの視点から、インカレを目指してもがき続けた1年間を振り返るという、かなりボリューミーなブログになってしまいましたが、しばらくの間お付き合いいただけると幸いです。 ちょうど1年前の代交代直後、87代の先輩方が掲げた目標は「470級6位入賞、スナイプ級優勝、総合3位入賞」というものでした。470級10位、スナイプ級4位、総合5位という2021年のインカレの結果を思えば、背伸びした目標だなあという印象は否めませんでしたが、それよりも、このチームならいけるんじゃないかという期待感のほうが、自分の中では大きかったように思います。しかし、直近数年間のインカレの結果を分析する中で見えてきた現実は、予想以上に厳


第87回全日本学生ヨット選手権大会#1
平素よりお世話になっております。スナイプスキッパーをしております、1回生の鈴木亮太朗です。本年度の全日本インカレについてご報告させていただきます。 まず初めに、監督、コーチ、OB・OGの方々、保護者の方々をはじめとする京大ヨット部関係者の皆様、多大なるご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございました。そして、4日間に渡り完璧なレース運営をしてくださった運営の皆様、朝早くから夜遅くまで一生懸命働いてくださった学連の皆様、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 本レガッタでは、微風から強風まであらゆるコンディションで470級は8レース、スナイプ級は7レースが行われました。普段の琵琶湖に比べると風量風向共に安定していたものの、他水域に比べると非常にシフティーなレースコンデション。その為、アルファベットを付けないことは勿論、帆走力やスタートの技術などヨットで常に必要とされる能力に加えて、タクティクス面やストラテジー面でも高いレベルが要求されるレガッタでした。更に、団体戦特有の“総合力”たるものが大いに試されたレガッタだったのではないで


B.B.Marineカップ#2
こんにちは。3回生の470スキッパーの十枝航太です。 先日10/29、10/30に柳が崎ヨットハーバー沖でBBマリンカップが開催されました。この大会はプレインカレ的な意味合いを持ち合わせており、インカレに出場する各地の強豪校のレースメンバーがこぞって参加した、470クラスだけでも総勢80艇以上に及ぶ、とても大規模な大会でした。他水域のトップクラスの人たちばかりと同じレースで走るのはとてもいい経験で、自分の現在の実力の全国的な位置やインカレのレースの雰囲気を知る貴重な機会となりました。 初日は北風で琵琶湖にしては風量はあったのですが、琵琶湖らしく風向が安定しなかったので、風待ちやノーレースを交えつつ、風量の割には少ない3レースの消化となりました。おおむねどのレースもアベレージ5m/sのマックス7m/sくらいの風で、ひどい左右差はなく、いかに艇を走らせるかが重要となってくる風だと思いながらレースをしました。 2日目は午前中に三井寺の南風で1レース、その後北に風が回るまでしばらく待って、にわかに入ってきたかなりの風量の北風で1レースをして、合計2レース


B.B.Marineカップ#1
お世話になっております。1回生スナイプクルーの上中惇郎です。10/29-30に行われたB.B.Marineカップの報告をさせていただきます。 今大会は全日本インカレの実質的な前哨戦であり、全国から集まったインカレ出場選手に社会人セーラーを加えた470・スナイプ合わせ170艇ほどの超ビッグフリートの中行われました。初日は北からの5-8m/sほどの風の中3レースを行いました。北風ではあったものの、0°付近の風と60°付近の風が拮抗しておりかなり振れ幅・強弱の大きい難しいコンディションでのレースとなりました。2日目は朝は三井寺からの南西の風が入っており、470はスタートしましたがスナイプはゼネラルリコールを繰り返すうちに風がなくなり、レースが延期されました。その後風が完全になくなり14時ほどまで風待ちをした後、1日目と同じく北からのオーバーパワーの風が入り、両クラス1レースを実施しました。 個人的にはこのレースは成績が振るわず悔しい思いもありますが、自分の成長も少しは感じられ、多くの学びを得たレースだったように思います。特に艇団に対するタクティクス、マ