私がヨット部に入った理由#92-12
- kuyc-home
- 4 日前
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新入生の皆さん、初めまして。新2回生470クルーの小村一徳です。今回は「私がヨット部に入った理由」について拙筆ながら書かせていただきます。大学入学当初、私もほとんどの人と同様に、ヨット競技に対する知識も知見も、何一つありませんでした。ただ、水上系の部活の新歓がどうも面白いらしいぞと新入生の間で既に話題に。自分もものは試しと行ってみることにしました。ただの好奇心だったのです。
忘れもしない4月13日の午後。新歓のしやすい順風の風でしたが、水面スレスレで湖上を駆ける感覚は、楽しいを通り越して衝撃でした。こんな世界があったのかと。どうして今まで知らなかったのかと!ヨットに乗って走ることがあまりにも気持ち良くて、琵琶湖に浸かりまくってその日はびしょ濡れでした。まともな防寒対策なんてしてる訳もなく、当然のように次の日は風邪で寝込んだ訳ですが、あの感動の代価としては微々たるものでした。
しかしすぐに入部を決めたわけではありません。ヨットに4年間を捧げる価値は本当にあるのか。私はそれだけが不安でした。結局5月まで悩んでいた訳ですが、先輩の山田さんと松永さんにご飯に連れて行ってもらった時のことを思い出しました。話すだけでわかります。和気藹々としつつも、ヨットに対する限りない情熱を胸に宿す山田さんや、新入生相手に気を遣っているとはいえ、人柄の良さが滲み出る松永さん。
自分の居るコミュニティーの先輩は、未来の自分を現しているとよく言われます。自分もヨットに熱中して一切の妥協も入れず切磋琢磨したい、そして人間的に少しでも成長したい。心からそう思いました。こんな素敵な先輩たちのようになれたなら、きっと後悔はないだろう。すぐに松永さんに入部する旨のLINEを送りました。この選択が正しかったどうかは未だに分かりません。ただ、この選択を正解にする努力は怠らないよう、このブログを自戒として、肝に銘じておきます。
現在私達は93期生を迎え入れるべく新歓に勤しんでいます。試乗会はほとんど毎日開催されています。
ヨットに乗れるのは今だけです。軽い気持ちで構いません、入部するしないに関わらず、その好奇心がきっとあなたの世界を広げてくれるでしょう。是非とも待ってます。
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