

京大ヨット部を引退して #2
85代スナイプリーダーを務めました太田です。 ついに最後のブログとなる引退ブログを書くことなりましたので、引退の挨拶をさせて頂きます。 インカレが終わって数週間経っていますが、いまだに悔しい気持ちやどこがいけなかったんだろうという気持ちなどが混ざった不思議な感じです。 この1年間、チームリーダーとして、一ヨットプレイヤーとして、目標であった総合3位・クラス優勝を達成するためにできる限りのことをやってきたつもりです。 今その瞬間に何をするのが目標を達成するのにベストな選択か、それだけを考えて正しいと思った方を選択して1年間を過ごしてきました。悩ましい選択もあったけれども、どの選択もそれがベストだと信じてとってきた選択なのでそこに後悔はありません。 ただ、結果は惨敗でした。 今回の結果は実力を十分発揮できた結果とは思っていませんが、その結果をとってしまう実力でもあったということだと思っています。 インカレが終わって数週間経って、なぜこの結果になったのか、自分なりの答えは出てきました。しかし、この答えに対して新たなアプローチをすることが出来ないことがと


京大ヨット部を引退して #1
こんにちは。いよいよ最後のブログを書く時が来てしまいました。4回生の北尾です。今回は京大ヨット部を引退してというテーマでブログを書かせていただきます。 思い返してみると、自分のヨット部での生活は決して順風満帆なものではありませんでした。それなりに走ったレースの翌週のレースでは全然走らなくなったり、知識で得たことが練習では全然できなかったり。嬉しい思いをすることの何倍以上も悔しい思いをしました。自分とペアとして乗ってきた同期や後輩のクルーが、時が経つにつれ自分より上位艇に乗っている姿を見た時は嬉しさの一方で、自分は何をしているんだと辛い気持ちもありました。 けれどそんな自分も何故か部活を辞めたいと思ったことはほとんどありませんでした。それは何故かを考えてみると、みんなでわいわいできる環境などももちろんありますが、一番はヨットに対してどんな時もモチベーションを保てる、京大ヨット部がそんな環境だったからだと思います。練習では全員で帆走し、回航し、コース練習を行い、それを全員でミーティングでフィードバックする。悩んでいること、気になっていることがあればみ


全日本スナイプ選手権
全日本スナイプに出場させていただきました、3回生クルーの河村和賀子です。 1日目は風待ちからオンデッキの風でした。ゼネリコが続きスタートを何度もしました。自艇は1上を13位くらいで回りましたが、風の変化が大きくなり、ゲートマークの選択から2上のコースを外してしまい、順位を落としてしまいました。福矢さんの帆走力あってのことですが、自分でコースを引いて前を走って見た景色はとても気持ちのいいものでした。 2日目は朝からオーバーパワーの風が入っており、0.8マイルを超える長いレグでレースが行われました。慣れないペアで慣れない船で慣れない海での強風を走ることになり、コンディションに合ったチューニングを早く見つけることの大切さを痛感しました。また、私個人としては強風でのシビアなランチャーワークが課題として上がり、今後の練習で克服していきたいと思いました。私は3回生になってからはじめての強風レースで、今までできていたはずのこと・当たり前のことを自分ができてない悔しさをいっぱい感じました。経験不足という言葉で片付けず、今後の練習に今まで以上に真摯に向き合うことで


第85回全日本学生ヨット選手権大会団体戦
平素より御世話になっております。第85回全日本学生ヨット選手権大会団体戦のご報告を致します。 京都大学からはスナイプクラスのみの出場となり、最終結果は13位となりました。 今大会をもちまして京都大学第85代ヨット部の活動を終了いたします。この1年間は新型コロナウイルス流行などの影響により例年のような活動ができず、苦しい1年間となりました。その中でもご指導ご支援をしてくださるOB、OGの皆様、応援してくださるスポンサーの皆様、そして現役の活動にご理解をくださった現役部員の父兄の皆様など、京大ヨット部にかかわる皆様のご協力により1年間事故なく安全に、最後まで戦い抜くことができました。部員一同深く御礼申し上げます。 本大会の終了を持ちまして大島諒也新主将率いる第86代ヨット部の1年が始動します。昨年度達成したスナイプクラス優勝、総合5位入賞の勢いのまま更なる高みを目指したものの実現には至りませんでしたが、来年の現役が必ずこの無念を晴らしてくれることと信じております。 今後とも京都大学体育会ヨット部へのご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。