

思い出のレース #23
こんにちは。4 回生スナイプクルーの奥村歩です。今回のテーマは「思い出のレース」ということで、昨年 10 月の「第 72 回全日本スナイプ級ヨット選手権大会」(全日本スナイプ)について書きます。 全日本スナイプには、各水域の予選を通過した学生から社会人までの全 70 ペアが集まります。スナイプ級と いう艇種においては、日本で最もレベルの高い大会です。昨年は神奈川県葉山港で予選シリーズ 3 日間、決勝 シリーズ 2 日間の日程で開催されました。私は一学年上のスキッパー綱井さんと 7 月の琵琶湖水域予選に出場 し、上位選手の辞退によって全日本スナイプ出場権を得ました。 11 月の全日本学生選手権(インカレ)団体戦には各大学 3 艇ずつ出ますが、当時の京大スナイプチームでは 3 艇目のペアが決まりきらない状況でした。その中で、7 月末時点の実力では自力でのスターティングメンバー入 りは厳しいとスナイプチームリーダーから言われました。そして、この全日本スナイプで好成績を残し、自分 たちの実力を示すことがスタメンとしての起用条件であることを伝えられました。


思い出のレース #22
こんにちは。4回生スナイプスキッパーの飯島森です。 今回のお題は「思い出のレース」ですね。辛い。こんなに辛い話題はないですね。自分は昨年度、家庭の事情でほとんどレースに出ていないこともあって、前回このテーマでブログを書いた時からほとんど出場レースが増えていません。いや、出なかったこと自体には後悔とか正直全くないんですよ。レースメンバー争いしたくなかったかと言われるとそりゃしたかったですけど、自分にとって部活よりも大事なものを優先しただけのことなので。じゃあなにが辛いってこのブログが辛いですね。何書きましょう。本当に。悩みすぎてブログの締め切りを1週間もオーバーしました。悩みすぎたので。怠惰ではなく。だからそんなに催促しないでください。ごめんなさい。 悩みに悩みましたけど、昨年最も楽しく、最も多くの後悔を残したレースについて書こうかと思います。女子インカレですね。あ、もちろん出てません。応援、サポートという大義名分のもと、足として大活躍しました。女子インカレは他のレースとは全く毛並みの違うレースのような気がします。スポンサーの付く冠大会ですし、3位


思い出のレース #21
お疲れ様です。3回生470スキッパーの井上大地です。今回は思い出のレースということで2回生の時に川根(今や謎の師弟関係が結ばれていると周りに思われている同郷の後輩)と乗った新人戦の話をしようと思っていました。しかしブログに載せる写真を探していたところ、同期の晟太(1回生の頃からヨットなるときの8割を彼と過ごしている)と撮っためちゃめちゃエモい写真を見つけたので急遽路線変更して鈴木君と乗ったレースの数々を振り返ろうと思います。 彼とは同志社ウィーク、メイレガッタ、個戦予選など、とりあえずほとんど全てのレースを一緒に乗りました。 同志社ウィークでは初めての同期と乗るレースにワクワクしていたのを覚えています。それと同時に先輩に手取り足取り教えてもらいながらじゃないと何もできないことを痛感するレースでもありました。結果をホームページで見ると惨憺たるものでした。 その次に行われたメイレガッタでは2つのレースで成長を感じました。 第4レースではスタートを完璧に決めることができました。ポジショニングは真ん中ちょい下で猛者が少なかったからというのもあったのですが


思い出のレース #20
こんにちは。3回生470クルーの大島です。このコロナ期に筋トレブームが来て、ダンベルやベンチ、懸垂バーが売り切れてしまっていたので自重筋トレで体を追い込む日々を送っています。減量のためにオートミール中心の食生活を始めようと思い、近所のスーパーを回ったのですがどこも売り切れだと言われ、考えることはみんな同じなんだなと思いました。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入らせていただきます。思い出のレースは良いレース悪いレースいくつかあるのですが、その中でも自分の弱みを1番感じたレースについて書いていこうと思います。それは昨年の11月末に江ノ島で開催された全日本470選手権の第1レースです。初めての江ノ島にワクワクしながら積み下ろしや艤装を行い、次の日から5日にわたって開催されるレースに向けて気合いは十分でした。強風予報の日も多く、ここで良い順位を取ってやると思っていました。そして次の日、いよいよ出艇のときを迎えました。風は北東の9-15knotとど強風という訳ではなかったのですが、今まで練習してきた琵琶湖や西宮と違い波も高く、ブローがかなり


思い出のレース #19
こんにちは。4回スナイプの太田です。 思えば沢山のレースに出場してきました。 初めてスナイプで出たレースは全く進まない下デッキの中、遥か彼方にある点のような黄色い上マークを目指し続けていました。 初めて同期と出たレースは記憶から消し去りたいほど後ろを走り続けました。 1年のインカレは陸で、2年のインカレはヨットで、3年のインカレはレスキューボートでレースに出ていました。 まあ、色々思い出に残るレースはあります。 折角の機会なので古いレースを振り返ってみたいと思ったので、僕の思い出レースの中でも2番目に古いレースの事を書かせて頂きます。スナイプクルーとしてのコース引きの礎となったレースです。 2017年プレプレ第4R この時の自分はコースの引き方なんて座学でリフトを走れと言われた事くらいしか覚えておらず、とりあえずスタート前に自分が濃いと思う海面をスキッパーに伝えるので精一杯で、レース中なんてどこを見たらいいのかも分かってませんでした。 4R目、スタートの時点ではまだコースについて何も分かってません。スタート後、大きく左に出すコースが当たり、トップ


思い出のレース #18
こんにちは。三回生スナイプスキッパーの大山です。自粛生活が始まったかと思うと、はやいものでもう6月になりましたね。憂鬱な梅雨の季節がやってきました。2年前のこの頃は、同期には絶対負けたくないという一心でホッパーに乗り、1年前は同期の定田と「うまくなるしかない!」と前だけをみて、先輩に追いつこうと必死だったように思います。 思い出のレースが2つあってかなり迷ったのですが、去年の強風メイレガッタについて書こうと思います。同期の定田とのペアが決まってから、個人戦の予選に向けてレガッタごとに成長できるよう頑張ろうと意気込んでいました。四大戦では軽風域での戦い方を吸収し、いい順位で回航できることもあって、帆走もある程度自分たちの形を見つけ始めていました。次のレガッタは、社会人の方も含めて多くの艇数が参加するメイレガッタということで、スタートをしっかり出て足りない部分が見えるようなレースをしようと話したのを覚えています。 週の半ばぐらいになると、だいたいレースのコンディションが予想されるわけですが、今度のメイレは強風予報らしいぞと。初心者同士の同期と強風の中


思い出のレース #17
こんにちは。4回生470スキッパーの織田です。暑い日が続き、昨年の夏の出来事などを思い返しています。梅雨が迫っているなんて想像つきませんね。雨の練習は苦手です。 今回のテーマは「思い出のレース」ということなんですが、ここ1年のレースはほとんど苦々しい思い出しかなく筆が進まない予感しかないなと思いながら書きました。 1番心に残っているレースといえば、昨年のインカレだと思います。私は終始レスキューに乗っており出場したとはいえないレースですが、テーマは出場したレースと明記されていないので、これについて書きます。 私は4番艇でしたが、「代わりに1レースだけ出場して、チームの雰囲気を変えることが出来る」選手ではありませんでした。それを自覚していたので、レスキューに乗り続ける事しか出来ない自分に不甲斐なさを感じていました。今思い返すと、あの頃は精一杯ヨットに乗っていたものの、心のどこかで、私は周囲に期待されておらず、本番で任されることはないだろうなと思いながら練習していたと思います。 4回生になった今、もっとチームの層を厚くすることに貢献できたらいいなと思い


思い出のレース #16
お久しぶりです。3回生470クルーの奥山です。今回のテーマは「思い出のレース」ということで、昨年のこの時期は毎週のようにレースに追われていたことをしみじみと思い出します。 どのレースを書こうかと迷ったのですが、僕の思い出のレースは2回生で出場した「令和1年新人戦 第1レース」です。昨年はレースシーズンなど悔しい思いをするレースが多かったので、レースの楽しさを再確認できたこのレガッタは思い出に残っています。 このレースは昨年8月に行われ、ダブルハンドに乗りたての1回生が2回生とペアを組みレースに挑戦するというものでした。レースと言うよりはほとんどイベントのような感覚でしたが、1回生の時には当時2回生だった高山さんと大学生活初トップホーンを鳴らした思い出のレガッタでもありました。 ところが蓋を開けてみると、ローテーションが組まれてはいたものの僕のスキッパーは膳所の後輩の古澤で、いや新人戦の意味分かってないやろと思いました。同時に、これは勝たなければならないと管理艇となった3840を必死に愛でました。 そうして始まった第1レース。風は少し弱い三井寺で、


思い出のレース #15
こんにちは、3回生スナイプクルーの河村和賀子です。 私の思い出のレースは、昨年出場した女子インカレです。 1、2レースでは、強風の中、走らせ方が分からずアドバイスもできないし、真っ直ぐマークに向かうこともおぼつかない船の中で冷静さを失い、状況判断も的確にできなくなっていました。コースもろくに引けず、今思うと、走りづらいポジションにいることが長かったり、ポートアプローチすべき場面なのに気づいていなかったりしていました。私は珍しく泣きそうになりました、というか、ちょっと泣きました。せっかくみんなに応援して送り出してもらったのに、神谷コーチや加寿さん、森さんと村山にも練習せずについてきてもらったのに、自分も楽しみにしていた大会だったのに、、不甲斐なくて申し訳なさでいっぱいになりました。大会に出て、こんなに悔しくて実力不足を痛感したのは初めてでした。 それと同時に、今まで自分はレースを本気で意識した練習ができていなかったのだと気づきました。特に強風だと、練習についていく、こなすだけで精一杯になっていて、とてもレースでは通用しませんでした。先輩方がミーティ


思い出のレース #14
こんにちは。3回生スナイプスキッパーの加藤です。私は部員のブログを読むのが大好きで、今回のテーマである思い出のレースはみんなの熱い気持ちが垣間見えてなんだか嬉しくなるのですが、いざ自分の番が回ってくると難しいです。先輩に迷惑をかけまくった新人戦、大山・定田ペアと闘いながら河村と一緒に乗り越えたレースシーズン、入部した時から楽しみにしていた女子インカレ…どれも思い出深いにもほどがありますが、今回は4ヶ月ほど前に出場した、比較的記憶に新しい江の島スナイプ選手権の第1レースについて書こうと思います。 11月、12月にもこの大会は開かれており、私が参加したのは第3回の大会でした。第1回、第2回には学校の関係でどうしても出場できず、テストの1週間前に遠征に行って大丈夫だろうかと思いながらも思い切って行かせていただくことにしました。この大会には福矢・金岩ペアと加藤・奥村ペアの2ペアで出場することになり、先輩しかいない遠征は初めてで少し緊張していました。そもそも、海でのレースが女子インカレ以来2回目で、その緊張もあったと思います。テストが近づいているというのに