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沖での会話#11

新3回生470クルーの藤田です。今回のテーマブログですが、他の人がレースや風待ちの時に話す内容をたくさん書いてくれているので練習中の会話について書きます。 僕が最近の練習で意識していることは、動作や走らせ方、沖にいるときに感じるあらゆることをとにかくペアに話してみて意見を聞くことです。的外れなことを言う時もありますが、自分が思っていることはガツガツ言ってみます。言うだけで「言わなかったときの後悔」がなくなるので精神衛生上良く、言わないよりはマシです。砕けた言い方ですが、「ヨットは諸説ゲーやから。」とおっしゃっていた先輩がおられたように、自分が持つ疑問がすぐ解決できる、とは思っていないので、とりあえず聞いてみてペアがいいアドバイスをくれたら万歳です。期待していない回答が返ってきてもとりあえずちょっと試してみてうまくいけば新たな発見です。うまくいかなくても、実際にこれをやるとこうなるという経験値が増えるのでプラスです。つまり話すことにはいいことしかないんです。なので、練習が終わった時に、次への課題は見つけてもやり残したことがないという状態にするようにペアとの会話を心がけています。 さらに、沖での会話は自分の現在の課題の一つである「言語化」という課題の解決にもつながると考えています。常々自分は感覚でヨットに乗っているなと感じています。感覚は大事にしていきたいと思っていますが、ペアとして調子が悪くなった時に感覚だけに頼るとセーリングが安定しないと考えたのでレースに理論と感覚の双方向でアプローチできるよう動作や走らせ方に加えてコースの組み立て方等、理論立てて沖で会話するように努力しています。ただ、現段階ではスタート前のプランニングで少し説得力があるかなあというぐらいなのでまだまだ訓練の余地があると思っています。 ここまで書いてきて、練習中の沖での会話という行動は、課題や進捗を生むと同時に、自分の課題だと考える要素の一つである「言語化」する能力の向上にも役立つことがわかりました。そして、それっぽく書いているここまでの内容は当たり前のことだなとも感じました。先輩、同期、後輩、誰と乗るときでも常に密度の濃い練習を実現するために積極的に沖で会話していこうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。 

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