私がヨット部に入った理由 #9
こんにちは。2回生470スキッパーの中辻歩武です。今回のテーマは「ヨット部に入った理由」ということで、去年の自分を振り返りながら綴っていこうと思います。
大学に入学した時、まず何か運動系と文化系のサークルで兼サーしようとぼんやり考えていました。高校入学時に、僕は小中とサッカーをしてきましたが、サッカー以外に新しいスポーツをやってみたいと思い、仮入部で色々体験したものの、しっくりくるものが見つからずに結局サッカー部に入りました。大学こそは自分に合った、新しいスポーツを始めたいと意気込んで、新歓で運動系のサークル、部活を回りましたが、これだ!というものはなかなか見つからず、大学でもサッカーをするかなーと思っていました。しかし、ヨット部の試乗会に来てみて世界が変わりました。泥んこになって汗を垂らしながら、土の上を息を切らして走り回るスポーツより、水の上を爽快にスマートに走るヨットに何倍も魅力を感じました。また、それに加えて、新しいスポーツを始めるにしても、ほどほどに上達して、ほどほどの実力で卒業を迎えて終わるより、本気で取り組んで勝てるスポーツの方が楽しいと思うようになりました。ヨットは大学から始めた人でも強豪私立や経験者相手に頑張り次第で勝てる可能性があることが京大ヨット部の成績で十分に示されていたし、そうやって戦えることがかっこいいと感じたのも理由の1つです。
入学前はヨット部に入るなど1ミリも想像していませんでしたし、入部直前も不安を抱えながら、まさに石橋を叩いて渡るようにいろんなことを考えながら入部しましたが、今となってはヨット部に出会えてよかったと心から思っています。今年はコロナの影響で満足に新歓に行けず、入る団体を決めるのに悩んでいる人も多いとは思いますが、焦らずにゆっくり決めていけばいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。