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引退ブログ#5堀内亮


お世話になっております。88代スナイプクルーの堀内です。


先日行われた小戸インカレをもって私たち88代は引退しました。引退まで心折れずになんとかやり切ることができてほっとする気持ちもありますし、最終成績に自艇が与えたスコアの大きさが少し身に染みてきたりもします。


最後の一年間を振り返ると楽しいことも辛いこともたくさんありましたが、気持ちが落ち込んでいる時に思い出すのは辛い記憶ばかりでした。特にインカレ少し前までは、七大戦でスナイプ優勝を取れなかったこと、個人戦予選で抗議をかけるチャンスを逃したこと、団体戦予選で最後まで2位に追いつけなかったことといった過去の敗北や失敗を思い出して憂鬱な気分になることもありました。それに加えて、今まで間近で見てきた歴代の先輩たちに比べてあまり技術がないままインカレを迎えているような気がしていました。


しかし、不安な気持ちになっているだけでは何も進まないと考え、そういったことを一切気にせずひたすら目の前の練習に全力で取り組もうと気持ちを切り替えてきました。かつて自分が下級生だった時、よく「与えられたペアと全力を尽くす」と言っていました。当時は自分の実力を受け入れるという意味でしたが、最後の一年はレースメンバーの使命に向き合うという意味でこの言葉を思い出すことが多かったです。


迎えたインカレ本番は、4日間を通して風が弱いレースばかりでした。行われた4レースのうち私が出たのは2レースだけでどちらも京大の中ではかなり低い順位となってしまいました。今までずっと苦手としてきた、スタートなどの先手を打つ技術の不足が敗因だと受け止めています。周りの人たちはあまり言いませんが、結果を見れば主に自艇の着順によって京大は総合順位を落とし、スナイプクラス入賞を逃したというのが自然な見方だと思っています。しかし、こんな私にもレースで良かったことはありました。それは、どれだけ叩いてもレース中は平常心でいられたことです。絶対にケースを起こさない、余計なことで迷わず帆走に集中する、フィニッシュ直前でも目の前の1艇を抜かそうとすることなどができたことで、せめて数点でも順位を上げ、これ以上の順位の下げを防ぐことができたと勝手に信じているので、あまり悔いは残っていません。


インカレの結果を見て辛い気持ちになることも多少はありましたが、それまでの過程を振り返ると、人や環境に恵まれた素晴らしい4年間を送れたと実感します。最後の大会であれほど叩いてしまった私が笑顔で引退できたのはそこに至るまでの4年間が本当に充実していたからだと思います。


最後に、今までたくさんの人にお世話になり、無事引退まで部活をやり遂げることができました。支えてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。これからは一人のOBとして、京大ヨット部の力になれるよう頑張っていきたいと思っています。

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