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引退ブログ#7 伊藤萌

  • 執筆者の写真: kuyc-home
    kuyc-home
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分
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お世話になっております。4回生マネージャーの伊藤萌です。

このたび、無事に4年間の活動を終え、ヨット部を引退いたしました。今の率直な気持ちは、大きな達成感とともに、ようやく一区切りを迎えられたという安堵が強いです。長いようで短かった4年間ですが、振り返ると本当に多くの経験に恵まれた時間でした。


私がヨット部に入部したきっかけは、滋賀県出身で地元への思いが強かったことから、琵琶湖で活動できる環境に魅力を感じたためでした。当初はそれほど深く考えず、軽い気持ちで入部したのですが、すぐにその甘さに気づくことになります。夏は大変暑く、冬は厳しい寒さが続き、雨の日は雨に打たれながらマネ飯を運んだり、レスキューを運転したりと「今日は帰りたい」と思うことばかりでした。それでも毎週琵琶湖に向かい続けた日々は、今となっては大切な思い出です。


そんな過酷な環境のなかで4年間続けられたのは、同期マネージャーの存在があったからこそだと思っています。同じ景色を見て、同じ悩みを抱え、ときには励まし合いながら乗り越えてきた仲間です。大学生活の中で、これほど心から信頼できる仲間に出会えるとは思っていませんでした。引退後、6人でヨット部のウィンドブレーカーを着てビワイチをしたことも、私たちらしい良い思い出になりました。気づけば、琵琶湖も、ヨット部も、想像以上に大切な場所になっていました。


4年間を振り返ると、楽しい瞬間だけでなく、つらい日や悔しい場面も数えきれないほどありました。しかし、そのすべてを含めて「やり切れてよかった」と今は心から思っています。自分の弱さにも向き合い、仲間の存在の大きさを知り、少しずつ成長できた時間でした。


この経験を胸に、来春からは社会人として新たなスタートを切ります。ヨット部で過ごした4年間が、これからの自分を支える確かな力になると信じています。

これまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。


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