引退ブログ#2 上中惇郎
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- 12月20日
- 読了時間: 3分

お世話になっております。4回生470スキッパーの上中です。まだいるのかまだいるのかと言われ続けた自分ですが、ついに引退ブログを書くこととなりました。
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思い返すと高校1年のときにヨットと出会い、ここまでの6年半はほとんどずっとヨットのことを考えていたように思います。インターハイは高熱で大叩き、国体は中止になり、2回生の小戸インカレ、3回生の江ノ島インカレではまた大叩き。3年半のうち楽しかった期間なんてほとんどなく、ずっと苦しみながらヨットをしていました。
今年のインカレも初日の1レース目, 1上でインシデントで艇に穴があき、リタイアとなり、チームも粘り切れずに最終的に470 7位, 総合5位、個人成績も11位に終わってしまいました。結果だけ見ると今年も失敗して終わったように思われるかもしれません。ただ自分としてはその場においてすべきことをただ丁寧に実行していく精神性/技術というものに今年はフォーカスしていたので、今回のこの結果に関しては満足できませんが過程には十分満足しています。
過程に集中するということは、結果に対する執着をなくすことや、自分で自分をやりきったと自己洗脳することにつながるので京大ヨット部においてはあまり好まれない方法であるように思います。ただ自分のことをメタ的に見ることが好きな人(=kuycに近年大量発生している大スカしニキ/ネキ)にとっては有効だと思うし、自分のやり方が同じタイプの人にとって参考になればそれもまた一つの基盤としてkuycを強くすることに貢献してくれると信じています。
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インカレが終わり、自分は凄く穏やかな気持ちになりました。終わったと喜ぶでもなく、結果を悔しがるでもなく、ただ充足感とともに結果が自分のものとして素直に受け入れられました。閉会式が終わり、かなり多くの後輩が泣いてくれて素直な気持ちで良い引退だな、これで十分だな、と思えました。
これで自分はヨット部を引退して次のステップへと進みます。が、今となってはヨットは自分にとって本当に不可欠なもので、全日本470にも出たいし、モスで空も飛びたいです。もちろん研究にも力を最大限注いでいきたいと思っています。自分がここから何をして、どこに進んでいくのかは自分でも分かりませんが、元から海面ブローブッパニキではなくロングリフト振れタックニキなので、上手くシフトを見極めながら行けたらいいなと思っています。kuycからは離れますが、現役の活躍、そして近い将来起こるであろうkuycの総合優勝を楽しみにしていたいと思います。
最後になりますが、支えてくださった全ての方々, 高校/大学とお世話になった全ての方々、本当にありがとうございました。
kuycの益々の発展への期待と、関わってくださった方々への感謝を込めて、引退ブログとさせていただきます。ありがとうございました。
90期 470スキッパー
上中惇郎

























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