第62回七大戦@葉山#3 七大戦 総合優勝 in 葉山
平素よりお世話になっております。88代主将の4回石橋和樹です。7月15日から17日まで3日間に渡り行われた第62回全国七大学総合体育大会ヨット競技についてレースの結果報告、チームとしての成長を述べ、最後に今後の目標という形で述べさせていただきます。
その前にこの場を借りて感謝を述べさせていただきます。
はじめに、東京大学運動会ヨット部の皆様、この度は七大戦の開催に尽力してくださりありがとうございました。大会運営のために、書類の手続きや船やバースの準備、夜遅くまで懇親会の片付けなどとても大変であったかと思われます。ありがとうございました。
さて、レース結果について報告させていただきます。七大学戦総合優勝を目標として挑んだ今大会。470級優勝、スナイプ級準優勝、総合成績優勝となり、見事目標を達成することができ、チーム全体で喜ぶことができました。この結果はまさしく総合力で勝ち取ったものだと考えています。
1日目は12kt前後の海風の中で3Rを行い、2日目は470級10ktの陸風スナイプ級5ktの海風の中で1Rを行いました。このコンディションの中で戦略的に戦えた背景の一つに沖レスキューチームの艇の整備力と風の分析力が挙げられます。前者については初日の大人数で行った整備と艤装が印象的でした。初日の艇の引き渡しの時、京都大学の470級に与えられた船はマストにヒビが入っており、とても出せる状況ではありませんでした。そんな中でも船を出すために皆で試行錯誤して、急いで艤装したり整備したりしてなんとか形にして出艇していました。また、後者に関しては、風の傾向を事細かに教えていただきました。この情報のあるなしでレースに出ていた艇の順位は大きく変わっていたと思います。チームとして戦っていくのだという意識。そこが大変頼もしかったです。
次にチーム力という点で感じたことについて、SNS、レセプション、バースの雰囲気という点で述べます。SNS発信について、いつもながら対外的に連絡を送ってくれていたことにもちろん感謝します。一つ取り上げたいのはinstagramでのスポンサー様の発信です。とても良い企画だと思いました。また、看板を作成して宣伝したのは面白かったです。これからも広告活動続けていきましょう。
次にレセプションについて。さすがに1.2回生は輝いていました。あんなに面白い芸だしができる1.2回生は凄いなと思いました。みんな元気をもらいました。
最後にバースの雰囲気について。とても明るくてバースにいるだけで元気になれました。特に1年生の青田君を中心としたエールは元気をもらいました。いつも通り抜け目ない書類処理と備品もきちんと整理されていること。そして、皆で戦ってチーム全体で結果を喜べていたこと、雰囲気の良さを感じました。今年のチームとしての勢いのようなもの、ポテンシャルのようなものを感じる大会になりました。去年1年間、自分は陸隊長として陸にできることって何があるのだろうかと考えていたけれども、こうしたバースの雰囲気があるからこそ、レースに出る人はレースに集中できているのだなと真に理解しました。今後も感謝とともに全員で目標を獲りに行く姿勢を作っていきたいです。全員でより良いチームになっていきます。
そして、今後の目標ということで全日本インカレまで残すところあと90日程度のようです。泣いても笑っても引退です。もっと時間をかけてボートスピードをあげたい、もっとみんなと楽しんでいたいと思っていても引退します。もっと皆と強くなりたい。1秒たりとも無駄にしたくない。残り3か月、主将として次の3つを意識します。
・感情的にならない。→明るい雰囲気を壊さないように。ただ、部活動として規律をしっかりと持っていきたい。そのために事前に伝えていく。
・ヨットに対して真摯に向き合う。→主将である前に一人の選手として、楽しむ。この夏でスピンを風に合わせる速度を上げていく。
・チームとしての可能性を信じる
→不可能なことはない。ポテンシャルはある。問題はどう活用するか。どう戦っていくかを考える。
最後になりますが、応援に来てくださった京大ヨット部OBの方々をはじめ、多くの先輩方。新たにスポンサー契約を結んでいただいたレバレジーズ株式会社様をはじめ、株式会社リブレ様、株式会社フラットエージェンシー様、ミストラル様、日頃より度重なるご支援賜りまして、誠にありがとうございます。おかげさまで私達は活動することができています。
11月5日に悔いのない顔で全体mtgできるように、残り3か月駆け抜けます。今後ともよろしくお願いします。
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