夏合宿 #第5ターム
お疲れ様です。1回生470スキッパーの塩田まほらと申します。夏期合宿第五ターム(8/31〜9/3〕の報告をさせていただきます。第四タームは強風が吹く日があったのに対し、第五タームは無風〜軽風が多かったように思います。強風では重いメインを引くことだけでも精一杯で非常に苦労していましたが、風が弱くても難しい点は多くありました。まず適切なセイルシェイプを保つことが難しかったです。レスキューからリーチの開き具合を見てもらい、調度良いと言われた時のセイルの形を覚えるように心掛けていましたが、風の強弱が刻々と変わるのでそれに逐一対応させたリーチにするということに苦労しました。また、それとともにテルテールで角度を合わせる作業も両立させなければいけないのですが、急なヘダー、リフトブローへの対応が遅れることがありました。今はクルーの先輩がブローコールをしてくださるので、そのときのテルテールの流れ方をよく見てへダー、リフトの前兆を自分でも感じ取れるように練習しています。ロールタックに関しては、夏期合宿の初めの頃はホッパーのときとは違うティラーの後ろ回しに苦戦しているレベルでしたが、先輩の動きをまねて繰り返しているうちに比較的スムーズにできるようになり、角度やタック後の加速の有無などの次の段階にこだわることができるようになりました。特にはじめはティラーを強く握りティラーで船を動かしていたのですが、ティラーには手をそわせる程度でヒール、アンヒールで自然に船を回すようにすると抵抗が少なくなり、タックによる減速がなくなってきました。ジャイブに関してはまだまだレベルが低い状態なので、ジャイブが終わった毎にスピンシートの引き量、ロール量、角度などのどこが合っていなくてスピンが潰れたのか考えるようにしています。特にジャイブ前のランニングの角度が悪いとジャイブも失敗するのでランニング帆走も練習を重ねなければならないと思います。夏は動作をある程度完成させ夏以降はより細かいことにこだわって練習に取り決めることを目標としているので、夏期合宿は残り半分ほどになりましたが一回一回の動作を大切にして課題を潰していきたいです。先輩方は効果的なメニューを考えたくさんアドバイスをしてくださるので、それに応えられるようにこれからも練習を重ね技術を向上させていきたいです。
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