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思い出のレース #11


こんにちは、4回生の北尾です。今回は「思い出のレース」というテーマでブログを書かせていただきます。どのレースについて書こうか迷ったのですが、自分からは「2019年 個人戦予選 」をあげさせていただきます。

僕が乗っていた4010はこの大会前の強風メイレガッタ/プレでマストのひびがひどくなり変えたり、沈おこしでセンターが削れたりと、大会に向けて多く整備することから始まりました。当時のペアだった大島と平日授業後に1時間自転車をこいで艇庫で整備したりをしているうちに船にかなり愛着が湧きました。

すると整備した甲斐もあってか個人戦予選直前期の練習ではかなりボートスピードが良くなりました。大会で上位艇に負けない走りを。そう思って意気込んでいたのを覚えています。

ところがレース1日目、結果は10-DNF-21-16。想像していたよりは走らず、まあ2日目に向けて切り替えて行こうと思っていた矢先、2日目初めの5Rではフィニッシュウィンドウにギリギリ間に合うようなゴールとなり、この時はかなり落ち込みました。これより前の大会でもあまり走らなかったので、(競技自体向いてないのか、いやそう考えるのも自分の単なる努力不足に対する逃げではないのか、自分は努力できないのか)そんな負の感情が心の中をよぎりました。一方でペアの大島もこの時かなり悔しそうな様子でした。この時、先輩である自分も一緒の気持ちでいてはいけないと心を入れ替え6R目にのぞみました。

そして挑んだ6R目。スタートは真ん中寄りから少し出遅れましたがコーチに教えてもらった左右に分かれた艇団の上で走る事を徹底していました。1上にはポートアプローチで向かいましたがスターボ艇が全然見えず、この時初めて自分の順位が良いこと確信しました。(ちなみにペアはもっと前から順位が良さそうなことに気づいていたけど、自分のメンタルを考え何も言わなかったらしいです)。1下に向かう際に4489ペアに出会ったり、2下で立命に抜かされそうになりながら逃げ切ったりしてフィニッシュし、結果は4位でした。

なお、この後の最終レースの7R目は1上は5位くらいでいい順位だったのですが、リーチングレグで下のレーンに落としてしまい、10艇近くに上突破されて自分の中で反省点が残るレースとなりました。

自分にとってこの「2019年 個人戦予選」は辛さや嬉しさ、反省などが2日の間に一度に起こったかなり印象深いレースです。このようにブログを綴っているとレースがしたくなりますが、現状は部活ができない状況です。コロナの収束と部の再開を願いつつこのブログを締めくくらせていただきます。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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