思い出のレース #7

May 20, 2020

 

3回生470スキッパーの角岡あかりです。思い出のレースを一つに絞るのはなかなか難しいですが、今回は昨年の女子インカレについて書かせていただきます。

 

女子インにひなさんと出させてもらえることが昨年の春先に決まりました。それ以来、スキッパー過多のために出場レース数が少ないスキッパーもいる中、昨年のレースシーズンは女子インに向けてずっとひなさんとフルで4174に乗らせてもらっていました。最初はひなさんとそんなに喋る仲でもなかったので、うまくペアとして女子インを迎えられるのか正直不安でした(ひなさんもそう思っていたと思います笑)。意見が一致しないことも、艇内環境がピリつくことも、強風で全然走れないこともありました。それでも、爆風のなかポートで突っ込まれ初めて相手艇に怒鳴ったメイレガッタや、フィニッシュウィンドぴったりでゴールしたプレ、テンションが途中で飛んだ個戦などを経て、時々1上で一桁を取ることや、琵琶湖470で6位をとったりするようにもなりました。こんな環境で練習させてもらうのはなかなかないチャンスだと思った一方、その分成長しなきゃと、昨年のオリちゃんさんの女子インの成績をずっとプレッシャーに思っていました。女子インの日程が近づき、爆風の予報をみて、一体どうなるんだろうと楽しみな一方、不安が募っていたのを覚えています。 

 

初めての海は湖と全然違い、うねりがあったり、浮力を感じたりして練習の時からワクワクしながら乗っていました。見渡す限り女子ばかりなのも、森さんやカズさん、村山、神谷さんらみんながついてくれていたのもとても心強くて嬉しかったです。

予報通りオーバーで始まった1日目の1〜3レースは、一言で言うと何にもできませんでした。オリちゃんさんが一昨年、強風の中好成績をとったことがずっと頭の片隅にあって、何にも結果を残せず思わず涙が出ました。隠そうとしていたのですが、すぐばれてひなさんを困惑させました笑。とくに、波の対処についてそれまで意識したことがなさすぎて、全然わかりませんでした。 

2日目はピンを可能な限り下げ万全の体制で出ました。ノーマルでいけるじゃんって思ったのもつかの間、風上で沈艇が続出し始めました。そこからは必死でした。スタートのライン上でも沈艇がいて、カオスな状態の中レースが始まりました。あまりの爆風でラダーが半分上がってきて、メインよりティラーをずっと引いているぐらいでした。それでも何度かラダーを直しながらも1下を周り、インを取って同志社を抜かしました。ギリギリの状態でクローズを走り続けたものの2上を目前に、ティラーを引く力が緩み手をはなしてしまい、あっけなくアンヒール沈しました。即座に完沈に達してその後も連沈を繰り返し、村山とちょんえりさんに乗り代わってもらい棄権しました。2上目前まで食らいついていたのに、と一瞬の気の緩みをとても悔やみました。そして絶対にもっと上手くなって再挑戦してやると、ハーバーバックするレスキュー艇の上で誓いました。

 

 

結局3日目は強風のためノーレースとなり、女子インは幕を閉じました。就活も忙しい中、後輩のために一緒にずっと乗ってくださったひなさん、自分の練習を置いてサポートに来てくださった森さん、村山、何度も声をかけてくださったかずさん、ずっと支えてくださった神谷さんには感謝の気持ちでいっぱいです(もちろん送り出してくださった先輩方や他の部員も含めてです)。レースシーズンも女子インもひなさんと一緒に乗れてとても楽しかったです。この女子インを通して、目指すべき海でのインカレ本戦に向け、普段から海でどういうパフォーマンスをするのか、意識して逆算した練習を心がけることが本当に大切だと思いました。海で戦うにはやはり実際に海で経験を積む必要があります。もちろん湖で普段練習している私達からするとなかなか機会を得るのが難しいです。けれど、当然ですがその前提としてそれまでにある程度自分の走りとして確立させていないとその場じゃ何もできません。次に海で練習できる機会のために、目標を明確にして1日1日の限られた練習を大切に、準備をしっかりしておきたいと思います。

 

かなり長くなってしまいましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

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