85代での抱負 #10
こんにちは、2回生スナイプクルーの河村和賀子です。私の85代での抱負は勝利への意識を形にすることです。 代交代まで、レースで前を走ってもフィニッシュまでその順位を保つことがなかなかできず、自分が頑張った、前を走れたと思っても、それが結果として残らず悲しいことが多かったです。 しかし、代が変わってから、プレプレ、江ノ島スナイプでは、自分が貢献したと言えるような結果を少しずつ残せるようになりました。 やっと先輩や同期がミーティングで話していたことを実感できた気がしました。なんだかレースがそれまでよりもとても簡単なものに思えました。今まで自分がレースの面白さを知らなかったことを知り、悔しくなりました。 それまでの私は、練習のための練習といいますか、レースでこれが必要だからこの練習をしているという趣旨は理解していても、そのメニューをそつなくこなすことばかり考えていました。ヨットに乗ることは好きだけど、レースで勝つことへの意識は周りに比べて低かったと思います。 ところが、前を走れる喜びを知ってしまったので、以前よりも負けん気がつき、やっと人並みの勝利への意識を手に入れました。これからは誰と乗ることになっても、その人と前を走る喜びを共有したいです。前を走れなかったときにスキッパーを励ますことはできるけど、クルーとしてしっかりレースを建て直せるようになりたいです。しかし、このように勝ちたいと思ってるだけじゃきっと勝てません。日々地道に筋トレをしたり、ルールを学んだり、戦術を学んだり、手を尽くして勝利への意識を形にしていく必要があります。 この間、九大へ遠征して、筋トレや体力をつけるためのランニングを沢山しているのを目の当たりにして体作りの大切さを再確認しました。それからは筋トレを毎日少しずつ続けています。この調子で、体力を落とさず、なんなら元よりついているくらいにして春合宿を迎えたいです。 年の瀬を迎え、どこか忙しなくおめでたい雰囲気のある頃に、このような拙い文書を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読んでいただいた方にも京大ヨット部にとっても、良い年がくることを願っております。