思い出の1枚 #2



ついに自分はこんな振り返りブログを書くことになったのかと思うと感慨深くて涙が出そうになります。4回生470スキッパーの井上大地です。

今回のテーマは「思い出の一枚」ということですが、写真をなかなか撮ってもらえない自分でも思い出の一枚の選出には悩みました。

めちゃくちゃ速そうなかっこいい写真をあげて自分の株を上げにいくか、全人類が涙無くして見られないエモすぎる一枚を提出するか…。たくさん悩んだ末、いやなんやねんこれ!となるような面白い一枚を提出しようかと思います。文章力無くて面白さ半減してるのは悪しからず。


これは緊急事態宣言が発令されてホームである柳が崎ヨットハーバーでの活動が禁止された中で編み出した秘策、宮津遠征の時の一枚です。

当時の自分は泣きたいくらい遅くて非常に苦労していました。ランニングは全ての波に置いていかれる。クローズはスピードが無くて波に煽られて無限の彼方に消えていく。過去一ヨットが楽しくなかったです。

そんな中ふと思い立って頑張ることをやめてメイントリム重視でキープフラットを最優先にしたところ、艇速が爆上がりしました。強風クローズは走れる!そう実感して長いトンネルを抜け出しました。

波に対して上手くラフベアしながらブローではヒールさせずにしっかり対処する。そうやってグングン前に出していた時にこの波は襲ってきました。目の前にありえないくらい高くてラフしてもベアしても対処することができない、死を覚悟する大きさの波が襲ってきました。「無理!」そう思った次の瞬間波と正面衝突して大島は吹き飛ばされ、自分も大島の猛烈アタックになす術なく後ろに飛ばされて船は沈しました。

逆ジブでも、それまでオーバーヒールした状態でフラフラ走っていた訳でもないのにクローズで沈したのはこれが最初で最後です。

いつ見てもクスッと笑えてしまうこの一枚を私は思い出の一枚にします。


引退まで残り僅かですが、少しでも速く走れるように死ぬ気で練習します。そしてこのありえん高さの波を軽々と乗れるようになって引退したいと思います。大島、がんばろか。


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