

2025夏遠征
お世話になっております。4回生の嶋根爽馬です。今回は約3ヶ月にわたる夏遠征の振り返りをご報告させていただきます。 8月は全日本個人戦に挑む蒲郡組と葉山組とで分かれての練習でした。470チームは上位2艇が全日本個人戦に出場したため、葉山組は動作、帆走などの基礎技術の向上を目的に練習を行いました。琵琶湖では経験することのない2m程度の大きなうねりや13m/sを超える風になかなか成長の糸口を見つけることができないまま過ごす自分に不安と焦りを感じながらも練習をこなすことしかできませんでした。 その結果、8月末に挑んだ裏個人戦では出場した3レースを34-7-37と散々な結果で終えてしまいました。唯一シングルを取ることができた2レース目では12ノットほどの風、フラット海面において体重のある森田さんと出場し、ボートスピードにアドバンテージがあったのに対して、1、3レース目では軽風コンディションのアップウィンドで止まってしまい、苦しいレース展開となってしまいました。チームとしては上手いプレイヤーがいない難しい練習環境でもしっかりと練習に取り組んだ溝脇・神谷ペアが


引退ブログ#6 倉田章史
私の選手としての目標は、インカレの舞台で走ることでした。しかし、4回生の新歓後の最初のレースで自艇に穴が空き、結果も振るわず、さらに腕を故障してしまいました。その時点で、目標としていたインカレ出場は極めて困難になりました。 では、これまで努力し、多くのものを犠牲にして部活をつづけた意味は何だったのか。ここで損切りをして退部し、大学生活3年間と仲間との関係を捨てるという選択は、私にはできませんでした。 ケネディは「社会が自分に何をしてくれるかではなく、自分が社会に何ができるかを問え」と述べています。振り返ると、私に欠けていたのは主体性でした。部がどんな知識を、何番艇を、何年のセールを、どんなクルーを与えてくれるのかばかりを求め、部のために自分から良い影響を与えようとしてこなかったのではないか。そう気づきました。 腕を故障したことで、私は選手としての貢献以外の道を模索しました。そもそもインカレに出ることを目指した理由は、京大ヨット部の成績に貢献したいという思いでした。であれば、前を走ることだけが貢献ではない。腕を壊した自分にもできることがあるはずだと


引退ブログ#5 野本集太
引退ブログ お世話になっております、4回生470クルーの野本集太です。先日の江ノ島インカレで引退し早1ヶ月が経ちました。後輩のレース運営に行ったり部活尽くしではできなかったことを精一杯して引退ライフを楽しむ裏で、昨年のインカレから今年の引退にかけてのぐちゃぐちゃした様々な感情が次第に忘却・整理され、望んだ引退の形では全く無いにも関わらずヨットへの記憶は美化されていっています。 しかし美化されてもなお苦しかった4年間でした。そんな4年間の中で、自分が最後まで続けられたのは3年前の総合3位の景色をもう一度見たいという想いそれだけでした。スタメンもそうでない人も、先輩後輩クラス関係なく全員で笑顔で喜び合う先輩方の姿。当時一年生の自分から見えた景色は、自分が4年間部活を続けることの醍醐味・目標として写りました。 ですが自身は格段の成長を遂げられず、そうした目標との乖離が3年まで徐々に大きくなっていきました。3回生の自分は1年間、このヨット部にいる意味を見出せずにいました。実力も燻り、遠征メンバーから外れ何事にも期待されていなかった状況に無気力になり、ヨッ


引退ブログ#4 岸本大輝
お世話になっております。4回生470スキッパーをつとめさせていただいた岸本です。ブログを書くのも今日で最後かと思うと少し悲しさを感じますね。 ……という定型文のような書き出しで始めましたが、正直なところ、引退してからの毎日は驚くほど快適です。 現役時代、あんなに渇望していた時間と体力が、今は使いきれないほど手元にあります。おかげで趣味、勉強、研究、バイトと、これまで後回しにしていたあらゆることに手を出せており、皮肉なことに現役時代よりも充実した日々を送っています。 もちろん、全く寂寥感がないと言えば嘘になります。強風の練習後のご飯の暴力的な旨さや、気絶するように眠る泥のような睡眠。あの生理的な快感だけは、今の穏やかな生活では味わえないもので、ふと恋しくなる瞬間はあります。 振り返れば、4回の夏まで「インカレにレースメンバーとして走りで活躍する」のを目標にしてきました。しかし実際は夏の遠征途中で実力不足を理由にレースメンバーから外され、時を同じくして受験した院試にも落ちました。部活と学業の両立は体育会大学生の模範的な姿ですが、私の場合は部活と学業の


引退ブログ#3 吉塚千尋
お世話になっております。90期マネージャーの吉塚千尋です。今回は引退ブログということで、私のヨット部生活を振り返らせて頂こうと思います。 私は小学校から高校までスポーツ漬けの毎日を過ごしていました。大学でもこれまでのようにスポーツを続けようと考えており、マネージャーになるとは思ってもいませんでした。いくつか新歓に行きましたがしっくり来るものがなく、偶然インスタグラムでフォローが来た京大ヨット部のマネージャーの新歓に参加することにしました。船舶の運転ができることに惹かれたからです。2回の新歓を経て、部活の雰囲気やマネージャー仕事内容に魅力を感じ、入部を決めました。 入部してからの1年間は、新しいことへの挑戦にワクワクし毎日が楽しくてキラキラしていました。これも88代の先輩方が私たちにたくさんの貴重な経験を積ませてくださり、成長できる環境を作ってくださったおかげです。本当にありがとうございました。そして、2年生になり後輩ができました。まだまだ後輩気分だった私は、今思い返すと他の同期に比べて先輩らしいことは何もできておらず、申し訳なさと後悔を感じます。


引退ブログ#2 上中惇郎
お世話になっております。4回生470スキッパーの上中です。まだいるのかまだいるのかと言われ続けた自分ですが、ついに引退ブログを書くこととなりました。 —————————————————————————————— 思い返すと高校1年のときにヨットと出会い、ここまでの6年半はほとんどずっとヨットのことを考えていたように思います。インターハイは高熱で大叩き、国体は中止になり、2回生の小戸インカレ、3回生の江ノ島インカレではまた大叩き。3年半のうち楽しかった期間なんてほとんどなく、ずっと苦しみながらヨットをしていました。 今年のインカレも初日の1レース目, 1上でインシデントで艇に穴があき、リタイアとなり、チームも粘り切れずに最終的に470 7位, 総合5位、個人成績も11位に終わってしまいました。結果だけ見ると今年も失敗して終わったように思われるかもしれません。ただ自分としてはその場においてすべきことをただ丁寧に実行していく精神性/技術というものに今年はフォーカスしていたので、今回のこの結果に関しては満足できませんが過程には十分満足しています。...


引退ブログ#1 玉木翔大
お世話になっております。90代470クルーの玉木翔大です。部活動の締めくくりとして、引退ブログを綴らせていただきます。 まずは、4年間の思い出から書かせていただきます。3度の春合宿、上手くいかない下級生教育期間、衝撃のオフ3.5日の夏合宿、3ヶ月琵琶湖に帰れない長期遠征など、当時の私にとってはしんどくてたまらない練習も、引退して振り返って見れば、思い出が美化されてとても楽しくかけがえのない経験だったと感じます。それも、チームの雰囲気がとても良かったからこそだと思います。 次に、インカレでのことを書かせていただきます。インカレでは、とても感情が揺れ動いた4日間でした。私は、普段からあまり感情の起伏が激しくない性格で、同じ団体戦である七大戦のときもレース前はあまり緊張せず、優勝したときの喜びもそこまで大きいものではありませんでした。 しかし、インカレの本戦はこれらとは全然異なりました。初日の出艇でバーゼルをスロープまで運ぶときの緊張や、3日目に交代させられたときの怒りや、最終日に着艇の際にOB・OGに労いの言葉をかけてもらったときのなんとも言えない気


91代幹部再自己紹介#5 明見春彦(スナイプリーダー)
京都大学新4回生スナイプクルーの明見です。この度91代スナイプリーダーをつとめることになったので、恒例の再自己紹介をしていきます。 私は大阪の大手前高校出身で高校は合気道というマイナー武道をやってたりあまり運動が得意ではない人間でした。頭も大して良くはないですが、それでもここまで楽しめているヨットという競技に出会えて、また91期の同期、他の先輩後輩に恵まれて、自分にはもったいないくらい幸せな大学生活を送ってるなと思っています。(放置していた就活がやばいですが、、、、) しかし、去年のインカレを経験して成果を出し切ることの難しさ、大変さ、やりがいみたいなものを身をもって知りました。この一年はリーダーとして全ての責任を引き受ける覚悟です。笑って終われるように全ての部分で自らにシビアになります。最近やっと可愛いいなと思えるようになってきた92期93期のみんなが安全に、笑顔で、そして充実感を持って来年を迎えられるように最後の年、死ぬ気でもがき続けます。 最後になりましたが、日頃より応援してくださっているOBOG保護者の皆様、本当にありがとうございます。皆


91代幹部再自己紹介#4 光永京花(マネージャーリーダー)
平素よりお世話になっております。91代マネージャーリーダーを務めます、光永京花です。 今年は「さらに強いマネージャーチームを作ること」を目指しています。チーム全体の目標である“インカレ総合3位”の達成に向け、スローガン“一蓮托生”のもと、マネージャーとしても同じ気持ちで運命を共にし、プレーヤーと一体となって支えていきたいです。 そのために、運営力の向上はもちろん、マネミーティングの内容をより充実させたり、プレーヤーによる座学の実施を取り入れたりと、新しい取り組みにも挑戦しています。また、どんなときも「楽しむ気持ち」を忘れず、全員が当事者意識を持って前向きに行動できるチームを目指しつつ、みんながこの1年を“楽しい”と思えるような環境を作っていきたいです。 最後になりましたが、OB・OGの皆さま、そして保護者の皆さまには、日頃より温かいご支援とご声援を賜り、心より御礼申し上げます。 オープンチャット等を通じて、今後も積極的に情報発信に努めてまいります。引き続き、京都大学体育会ヨット部への応援をよろしくお願い申し上げます。


91代幹部再自己紹介#3 熊川琳哉(470リーダー)
平素よりお世話になっております、本年度91代で470チームリーダーを務めさせていただきます熊川琳哉です。自己紹介ということでこれまでのことを少しふれておきたいと思います。 私は生まれも育ちも滋賀の純滋賀県民で毎日琵琶湖を見て育ってきました。そんな私ですが、セーリングとの出会いは中学3年の夏だったような気がしています。中学までは違うスポーツをしていたのですが、高校のオープンスクールで部活紹介をざっと見ているときにビビっと来ましてその時点で9割ぐらい入部を決めていたような気がします。 高校では速くもなく遅くもなくという感じであまりぱっとした成績は残せませんでした。ちょうど自分が高3のときの琵琶湖インカレで京大が総合3位になったのを見て、またもやこのクラブに入ろうと決心したような記憶があります。 さてさて、今年のチームについてですが、普段の練習では片クラス13艇が出ているような全国で見ても異例なほどのマンモスクラブです。自分はこの環境は最終的には絶対に成長に対してプラスに働くと思っています。ただ最初からうまくいくわけではないので、そのあたりでみんなをう









