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引退ブログ#11 豊田航生

  • 執筆者の写真: kuyc-home
    kuyc-home
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

お世話になっております。90代470クルーの豊田航生です。


「こんな引退がしたい」と、先代の引退ブログに憧れて入部したあの日から4年。時の流れの速さに驚くと同時に、濃密で、永遠のようにも感じられたヨット部の4年間が終わってしまったことに、未だ不思議な感覚を覚えています。


引退してからの1ヶ月、多くの人に「今の心境」を問われました。少しニュアンスがずれている点もありますが、私はほとんどの人に「意外なほど清々しい」と答えた気がします。 目標としていた総合4位には届かず、個人としても満足のいく結果ではありませんでした。それでもこの清々しさを感じられるのは、結果の良し悪し以上に、「ヨットという競技に、4年間真摯に向き合い続けた」という自負があるからだと思います。


振り返れば、4年間楽しいことや苦しいことなど色々なことがありました。特に私の4年目は決して順風満帆ではありませんでした。 年度冒頭の怪我による離脱、全く結果が出ずどん底を味わった春合宿、成長を実感しながらもあと少しのところで遠征を逃した悔しいレースシーズン、藻にまみれた琵琶湖夏合宿、そして体力の限界に挑んだ江ノ島の9時間出艇。正直、苦しい時間の方が長かったかもしれません。

しかし、その苦しさの中で、ペアと、自分と、そしてヨットと対話し続け、少しでも速くなるために試行錯誤した時間は、何物にも代えがたい私の財産です。 「自分の努力は、本当にインカレでの勝利に直結しているのか?」 そんな不安に駆られることもありました。結局最適解は最後まで分かりませんでしたし、他人と比べるとだいぶ遠回りなことをしてしまっていた気がしています。けれど、「正解が分からない中で、それでも最適解を探し求め、純粋に技術の向上を追い求めた過程」。それこそが、私にとってのヨット部の4年間で得られたものではないかと、今は考えています。


この素晴らしい環境を作ってくれた京大ヨット部、共に荒波を越え、時に翻弄されながらも共に乗りこなしてくれたペア、また多方面から支えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。

京大ヨット部のさらなる発展を祈念し、私の引退の挨拶とさせていただきます。 4年間、本当にありがとうございました。




90代470クルー

豊田航生


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