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引退ブログ#10豊永菜緒


 お世話になっております。

 87代マネージャーリーダー、88代マネージャーの豊永菜緒です。11月18日の代交代式を持って、ヨット部を引退いたしました。4年間、関わってくださった全ての人に感謝しております。そして、たくさんご迷惑もおかけしたと思いますが、皆さんのおかげで最後まで続けることが出来ました。本当にありがとうございました。


 私は現役時代には、リーダー、その後に一部員、また就職活動のため休部をした、そんな立場で書いていきたいと思います。文章を上手に書くことができないので、達成した事を3つ箇条書きで書くことになりますが読んでいただけると嬉しいです。



 私が京大ヨット部で達成できたこと。


1.【インカレレスキューで運転するという目標】

 まさに、私の部活を続ける理由でした。87代の先輩方には遠征や琵琶湖練習においてたくさんヨットの知識を教えて頂きました。また、陸に上がるとニコニコと冗談も交えて楽しく話しかけて下さるメリハリある姿に心を奪われていました。次第に私の目標は、そんなお世話になった先輩方のインカレでレスキューを運転して恩返しをしたいというものになりました。インカレのレスキューを任されるくらいの技術力と選手との信頼を築けるように必死に部活に打ち込みました。今振り返ると、とても青春だったと思います。


 インカレの景色は最高です。マネージャーは、見たこともないレスキュー艇数のなかで、安全とルールとチームの動きの3つをしっかり頭に入れて運転しなければなりません。各校代表のプロフェッショナル集団が本気の眼差しで挑むあの洋上は心が躍ります。マネージャーの後輩にもぜひインカレに出る!という志を持ってみて欲しいです。


 そして、88代のインカレにもスナイプレスキューの一員として乗ることができました。本当に感謝しかありません。自分が就職活動で休部していた間にもっと部活を頑張っていたマネージャーが居るはずなのに、スナイプレスキューに本気で乗りたかった人がいたはずなのに、私を選んでもらったという事に責任を感じました。私でいいのかと葛藤していた矢先、ミーティングにて畑中が言っていた「勝つための配艇」という言葉はいまだに忘れることができません。その言葉が私の背中を押すように、インカレ期間中は休部前の感覚が鮮明に戻ってきました。京大が前を走っていたら本気で嬉しかった。やまさよと桂田の5位フィニッシュの時は吐き気がするほど、喜んだ。なおさん頑張ってください!と後輩が陸から見送ってくれた時は涙を堪えながら沖に向かいました。




2.【4人で引退できたこと】

 畑中、ほりほ、あやか、私。同期のマネージャーです。全員が最後の一年の前半と就職活動が被っていました。私たちには、《休部と共に退部するマネージャー》という壁がありました。この流れを止めたい、一時的に休部した人も復帰して引退までまたみんなで戦えるチームにしておきたいという思いが心のどこかにはありました。しかし就職活動で一定期間、部活と距離を置くとやっぱり部に戻ることは色々な理由で容易ではなくなってしまいました。(複雑なのでフルセイルに書きます。)でもここで私が辞めてしまったら、後輩にまた同じ困難を見せてしまうと思い、何とか部に戻って4人で引退するんだと頑張る事にしました。


 たったこれだけのことかもしれませんが、マネージャーチームにとっては就職活動を終えた全員が、再び部に戻ってきて、みんなで笑顔で引退するという事は大きな意味があったと信じています。




3.【"関わる全ての人が誇りを持てるチームに"という目標】

 私のモットーは上に書いた通りでした。実際にリーダーを務めた87代マネージャーチームでは、この目標を掲げて活動しました。


 3回生の4月、もりもりさんがKUYCカレンダーを通じて教えてくれた「愛され、応援されるチームに!」という言葉に心を打たれました。KUYCの強さや勢いにマネージャーとしてどう貢献できるかと考えた時に、部に関わる人が「京大ヨット部はね〜」と楽しそうに誇りを持って部のことを想う姿を創り出すという考えに辿り着きました。京大の強みである「総合力」をもっと作用させたいと思ったのです。


 特にOBさんや保護者の方に向けて、YouTubeやLINEのオープンチャットを一新しました。その評判は想像を超えるもので神谷コーチを中心に絶賛してもらえて、皆んなで頑張った甲斐があったなと思いました。関わってくださる方が1人でも多く現役の活動に興味を持ってくださるようなSNSの土台を作る事ができていたら幸いです。



以上です。


 ここまで読んでくださりありがとうございました。

 京大ヨット部では学生として青春を謳歌し、人として沢山成長し、多くの人の支えがあってからこその自分だということを学びました。本当に入部してよかったです。

 

 これからの活動も応援しています!楽しかったです!

ありがとうございました。

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