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夏合宿 #第6ターム


こんにちは。一回生snipeスキッパーの鳥越晴仁です。夏合宿第6ターム(9/6〜9/10)の報告をさせていただきます。今タームでは最初の3日間は通常の練習、最終日にはポイントレースがありました。


最初の3日間は、今年の夏合宿中では珍しく琵琶湖で風がほとんど吹きませんでした。そのため基本はど微風の動作や煽りや曳航の練習で、たまに吹く三井寺からのブローで帆走練をするということが多かったです。三井寺のブローは振れが大きいことや微風のクローズがまだまだ苦手であることからか僕は不調で日に日に下手になっていくような気がすることもありました。そして風の振れとあまり関係のない動作などでもミスが多くなっていました。しかし一度帆走中にブローに綺麗に乗れて、帆走が上手くいかないことへの悩みにも勝るヨットの楽しさを覚えたときから少しずつ帆走にも成長を感じられるようになりました。一つのことに悩むと他の動きにも影響が出てしまい、改めてヨットはメンタルに大きく左右されるスポーツだと実感した3日間でした。


最終日のポイントレースではスナイプは34艇出場し、一回生にとっては今までにない規模のレースでした。普段のスタ練やレースとは全く異なり、ウェイティング技術やスピードと時間の感覚のない僕にはスタートで前線に並ぶことはほぼ不可能で、上のレベルではまだ戦う土俵にすらも立てないことを痛感しました。レース中は帆走に集中しようと思いテルテールと風見だけを見て、コースやミート艇の確認なども全てペアの2回生クルーの岨さんにやっていただきました。3レース目では、レーススタート後に風が大きく振ったため、サイドマークへランニングで向かい下マークにクローズで向かうというような異様な状況になりました。余りにも大きい振れの大きさに途中でC旗が上がりコース変更が行われたのですが、レースに慣れておらずルールに対してもまだ未熟である僕はどこへどのように向かえばいいのかが分からなくなってしまい岨さんに言われるままに帆走を続けていました。イレギュラーな状況でも冷静な判断を下せる先輩はカッコよかったです。


今タームは自分にとって特に学びの多い期間でした。今後も共に練習する下級生スキッパーと学びや疑問を共有しながら下級生一同がチームの実力を底上げできるよう一層練習に励みたいと思います。

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