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2022 同志社ウィーク #2



お世話になっております。新四回生470クルーの小島拓巳です。3/19〜21の間に行われました、同志社ウィークについて報告させて頂きます。

同志社ウィークは私にとって4799に乗って出場する初めてのレースでした。そのためこのレースは春合宿の間に成長した自分の力を試すことのできる貴重な機会であり、プレッシャーもありましたが、前を走ってやろうという気持ちを全面に出して臨みました。


初日は三井寺から北風へと風が終始振れ続ける琵琶湖でも珍しい極めて不安定な風が朝から続き、レースを行うことが難しい状況の中、1レースが西風で行われました。470の1レース目ではスタートの時点から激しい下有利の状況でスタートしました。私たちの船は下から10番目くらいからのスタートで、それほど悪くないスタートを決めることができ、その後左のブローに乗りほぼポート一本で上マークまで行くことができました。1レース目は偶然が重なったこともあり3位という光栄な順位を取ることができ1人では見ることのできなかった景色を見ることができました。抜井ちゃんありがとう。

ただその後行われた1上マーク手前でノーレースとなった2レース目では、ブローを紡ぐことが必要不可欠な微風の海面の中でレグ半分で端に出しすぎてしまいケツの方を走ることとなり、多くの反省が残るレースとなってしまいました。


2日目も初日と同様に三井寺と北風の間を振れまわる不安定な海面が朝から続いていましたが、昼ごろになり不安定ながらも北風が入ってきてその後3レースが行われました。2レース目ではスタートの時点から少しだけ上有利な海面となっており、上の下からのスタートをしましたが、周りの船に挟まれタックをしてポートでフレッシュを取ることができました。二上ではオスカーが下がらないまま、風がかなり落ちたためクローズでロッキングをしまくることができました。琵琶湖勢は微風のロッキングに慣れており前を走っていた関東勢に追いつくことができました。2レース目は5位でフィニッシュをすることができ嬉しかったです。

3レース目、4レース目ではスタートを失敗してしまい、フレッシュをなかなか取ることができずに順位を大きく落としてしまいました。しかし京大470チームとしては前を走っている船も多く見られ、励みになりました。またDNFが7割以上を占めるようなレースが行われる中で3レースともフィニッシュ出来たことは良かったです。


最終日は予報から北風の1max2m/sというような微風予報でしたが気温が上がったこともあり昼前から安定した北風が入ってきて2レースが行われました。私たちの船は残念ながらどちらのレースも、周りの船とバウを上手く合わせておくことが出来ずスタートを大きく失敗してしまい、アップウィンド中ではなかなか寄せるタイミングも掴めないまま順位を落としてしまうこととなりました。


今回の同志社ウィークでは最初の2レースでは前を走ることができたものの、後半ではスタートの失敗やその後のリカバリーが上手く出来ず、思い通りに船を走らせることが出来ないという非常に悔しい思いをしました。ビックフリートにおけるスタートの重要性を改めて感じるとともに、その後のリカバリー能力の未熟さを強く感じました。また細かいところで言うと、リーチングレグでのスピンアップの技術やランニングレグ、アップウィンドレグでの帆走能力においても未熟さを実感し、更なる練習、そして自分達の技術を上達させるための練習方法の改善が必要だと強く感じました。

この悔しい思いをバネに、今後より一層練習に励んでいきたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願い致します。


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