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ヨットが楽しいと思える瞬間#3


 新2回生470スキッパーの塩田まほらです。私は「ヨットが楽しいと思える瞬間」というテーマでブログを書かせていただきます。わりと全て楽しく思うのですが、絞れば3つほどあります。


 1つ目はロールタックです。ロールタックは軽風のときに2人であえて船を大きく傾けそれを起こすことによって加速させるタックです。夏合宿はこればかり練習をして楽しいと思いました。ペアの先輩が絶壁のようなロールをかけてくれ死を感じ、それを必死でよじ登り生に帰還するみたいな感覚が大好きです。同期にこれを言っても中二病と言われるだけであまり理解してもらえません。ペアとタイミングがばっちりあったらロール量が少なくてもタック後にすううっと加速している感じがあるのでそれも気持ちよくて好きです。


 2つ目は強風クローズです。私は絶叫系の乗り物が大好きでスナイプより470の方が速いので470を選びました。スピード狂の私にとっては水しぶきをかぶるような強風は非常にテンションが上がります。ただ、強風は普段よりもメインシートが重くなりメインシートを引けないとスピードが出ないだけでなく、トラピーズに出ているクルーを水に浸からせてしまいます。私は謝罪をするだけで済むのですがクルーには怖くて寒い思いをさせていると思います。申し訳ないです。クルーが安心して脚を伸ばせるかは私のメイントリムにかかっているので筋トレ頑張ります。


 3つ目はレースのときのスタートです。夏のレースは自分が遅すぎて周りに船がおらず面白くなかったです。そこで私のような未経験下級生スキッパーはただでさえ艇速が劣っているのだからスタートくらいは攻めないと他艇に並べないと思い、秋のポイレではリコール(徒競走でいうフライング)を目標にやりました。リコールしたら成績がつかないので若干の怖さもありましたが、周りを気にせずスタートラインぎりぎりまでどんどん進んでいったらすごくきれいに風が入って気持ちよくスタートできました。前までと違って自分が前の方に待機しているから他艇からの汚い風を受けなくて済んだのだと思います。スタートと先輩の素晴らしいコースのおかげで1上8位をとれた(その後はどんどん抜かされました)ので思い出に残るレースだったし攻めるスタートが好きになりました。ちなみに絶対全部出てただろと思っていたのですが4レース中リコールは1レースだったそうなので次はもう少し攻めてみたいです。


 拙い文章ですが読んでくださりありがとうございました。これからも頑張ります。

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