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思い出のレース#18

ご無沙汰しています。スナイプヘルムス3回生の綱井です。今回は「思い出のレース」というテーマでブログを書かせていただきます。 私の思い出のレースは2回生の近畿北陸学生ヨット夏季大会、いわゆるプレレースの最終レースです。開催地はインカレ本戦の影響で福井の外洋で行われました。2回生同士の私たちの船は外洋ならではのうねりに翻弄されながら、海めっちゃきれいやなークラゲおるやん、みたいなことを思っていました。そんなこんなで前を走ろうとしてもできない中でレースをこなしているうちに、地味にスタートの精度がだんだん上がってきていることに気づきました。というのも、その前日らへんで私は、ある「スタートのコツ」を聞いていました。それは、 「真ん中で出てメインを思ってる5秒早く引く」 というモノでした。ラインを常に把握するほどの余裕も技量もなかった私はとりあえず周りとバウを合わせ、人よりも早く加速することに注力しました。結果、最終レースで目が覚めるような第一線スタートをぶちあげることができ、これわんちゃんシングルちゃうか~と思いながら、気づけば一上で4位に躍り出ていました。そのまま2上でえげつないオーバーレイをかましながらも5位でフィニッシュしました。レース中はメインとテルテールに集中しすぎて、断片的な記憶しかありません。しかしその記憶のどれもが印象的なものでした。同志社の杉山さんに3回もミートし、記念やおもてスターボと叫んだこと。当然のごとくガン無視を食らったこと。最終レグで龍谷のトッシーさんに猛追されてめっちゃ怖かったこと。ギリ逃げ切ったこと。圧倒的前にいた高木さんに褒めてもらったこと。フィニッシュ後の場違い感がえぐかったこと。そして、片手に入るとこういう景色なのかと、初めて知りました。 思うと、「スタートのコツ」はラインが把握できない前提の応急処置的なリスキーな対策ですが、スタートの大切さを実感として教えてくれました。また、前走ってるやつってこんな気持ちよう走っとんのかと知り、もっと前で走れるようになりたいと思いました。ちょくちょくそのような気分も味わえるようになってきましたが、まだまだ全然安定していません。細かなミスをなくし安定して良い順位をとれるようにもっともっと精進します。最後までお読みいただきありがとうございました。 

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