８９代幹部再自己紹介＃２飯田碧（会計）

お世話になっております。89代会計を務めます飯田碧です。まずは、軽く自己紹介をさせて頂きます。

私は農学部で最もブラックな応用生命科学科に属しており、部活がない平日は月曜から金曜まで毎日1限から出席し、午後は学生実験をし、家に帰ると実験レポートに取り組むという大変真面目な大学生をしています。学生実験はテスト直前まで毎日休みなく続き、遅い時だと19時過ぎまで実験室に閉じ込められます。また、先日提出した実験レポートはページ数72ページ、文字数約6万字の超大作となりました。そんなにブラックな応用生命って実際何してるの？、とよく聞かれるのですが、実験の内容は多岐にわたります。酵素の活性や反応速度を調べたり、大腸菌に遺伝子組換えをしたり、植物の突然変異体を生育させて形態の変化を観察したり、ほうれん草をすり潰して無機成分を分析したり、、。現在取り組んでいる実験は微生物の応用に関わる内容で、アルコール発酵を行う微生物を植菌してワインや日本酒を醸造しています(画像参照)。もうすぐ官能試験があるのでどんな味になっているのか楽しみです。

さて、このように真面目に勉学に取り組んでいる私ですが、ヨット部では遂に最上回生となりました。今まで半分惰性でヨットを続けてきた私ですが、残り1年しかないと思うと最後の1年くらいは全力で頑張ろうという気持ちが湧いてきて、あまり好きではなかったレースが楽しみで仕方なく、レースが終わるともっと前を走れたような気がしてまたレースがしたいなぁと、今までの自分からは考えられないような心境の変化に自分でも驚いています。89代はたった5人しかおらず、この人数が確定した時には本当に大丈夫かと不安でしたが、意外にも彼らは各自の仕事をしっかりとこなしており、頼もしい同期だなと日々実感しています。また、やる気に満ち溢れた後輩にも恵まれています。このチームで目標とするインカレ総合3位を本当に達成できるのか、自分がどのように結果に貢献するのかは最後の最後まで分かりませんが、インカレ最終日にここまで頑張って良かったと笑って終われるように、仲間を信じ、後悔のないよう最後の1年駆け抜けたいと思います。

最後に、私は京大ヨット部第89代の会計を務めますので、部費滞納者にはしっかりと支払いの催促をし、無駄な支出をできるだけ減らし、透明性のある健全な会計制度を作っていきたいと意気込んでいます。至らない点も多いかと思いますが、1年間どうぞよろしくお願いします。