近北学生ヨット秋季大会２０２３

お世話になっております。新3回生470スキッパーの溝脇大智です。今回は、11月25・26日に琵琶湖で開催されたプレプレ（秋季大会）について報告します。

まずは風についてですが、初日は順風予報で、朝から風もそこそこ吹いていましたが、レース中に突然風が弱まったり風向が大きく振れたりと、不安定で難しい風でした。続く2日目は微風予報で、朝から出艇が見合されたものの、安定した南風に恵まれ、4レース消化しました。２日間で8レースと、学びの多いレガッタになったと思います。

さて、代交代から３週間が経ち、今大会は89代の新チームとして臨む初めての団体戦となりました。とはいっても、団体戦としての性格はそこまで強くなく、どの大学も下級生を教育しつつ腕試しをするといった緩い雰囲気です。代交代で船やセール、ペアが変わったこともあり、心機一転してレースに臨めた部員が多かったと思います。個人的には、夏以来の下級生教育で見失いがちだった自分の目標と現状について考える良い機会になったと思います。スタートをうまく出れても中位層の少し上ぐらいしか走れず、上位層との差を感じるレースが多くありました。特に、下りレグでの位置取りやコースに課題を見つけました。一方で、下マーク回航やジャイブ動作では夏合宿の練習成果を発揮できたと思います。

今後は、春合宿で強風の艇速に磨きをかけ、春のレースで安定した順位をとることを目指して日々努力していきます。