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今年一年で成長できたこと#2


いつもお世話になっております。

新3回生470クルーの原田です。


「今年一年で成長できたこと」というテーマで、オフブログを書かせていただきます。


2回生470クルーとして唯一、レースメンバーに加わらさせていただいた2023シーズンは、「2回生でのインカレ出場」という目標こそ達成出来なかったものの、技術的な面では大きく成長できたと感じています。結果を求められるレースメンバーとして常に技術を磨く必要があった2023シーズン、特に日頃の練習で意識していたのはボートスピードの向上です。海面ごとに異なる風や波の特徴を捉え、その特徴にあったボートのセッティングや乗り方を試行錯誤する必要がありました。ほんの少しの違和感に気づき、その原因を見つけ、どうしたら速くなるかを考え、改善する。多くの場合、上手くいくことはありませんが、このトライアンドエラーの連続が自身のセーリング感覚をより繊細にしていったものと感じています。シーズンの初めは自分の動きだけで精一杯だったものの、シーズンの最後には自分の神経を船全体にまで行きわたらせ、船の状態を自分の感覚として捉えられる状態に近づいたのではないでしょうか。


その一方で、自分にはまだ足りていない部分もあるように感じます。それは、組織人としての意識です。自然を相手にするセーリング競技において、環境が刻一刻と変化する海の上では常に自分を中心として周りの状況に対処していかなければならないため、自己中心的な思考回路が優先してしまいがちです。しかし、部活として行うヨット競技と個人で行うヨット競技の大きな違いは、そこに多くの人のサポートがあるということです。丘で待ってくれているレースメンバー以外の部員であったり、マネージャー、OBさん、保護者、その他多くの方のサポートの上で京大ヨット部が成り立っているという意識が、欠如していたようにも思います。


来年、最上回生となる身としても、多くの部員を抱える京大ヨット部の一員としてふさわしい態度を後輩に示すことは上回生としての責務であると考えます。そういう姿を見せられるように精進します。


最後に、今年お世話になった87代の先輩方やコーチ、家族をはじめサポートしてくれた多くの方々への感謝を申し上げて、オフブログとさせていただきます。ありがとうございました。

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