レース前ルーティン＃２

お世話になっております。新3回生スナイプクルーの古閑麻央です。今回はオフブログということで、私のレースでのルーティーンをご紹介したいと思います！

私がレースで心がけていることは、“楽しく、いつも通りに”です。出艇前にまず艤装ミスがないかの確認をします。いつか思い出のレースブログとかで書こうと思っていますが、去年のポイントレースでは艤装がうまくいかず、2人とも手を銀テープで切ってしまい艇内が大量の血で染まる、、、という大事件（？）が発生しました。それ以来レース前はいつも通り走れるように艤装には細心の注意を払っています。出艇したらレース海面に急いで向かいますが、帆走して向かうときはこの帆走の時に風の振れを意識して帆走するようにしています。レース海面に着いたら、帆走をしてレース海面の風の振れの傾向、船の特徴を考え、スキッパーと共有します。この帆走の時に私は必ずジャイブを何回かするようにしています。去年の同志社ウィークではレース中にランチャーが上がらなくなるという原因不明のトラブルが発生し若干トラウマになっているので、ランチャーがきちんと上がるか、下りるかの最終チェックは念入りに行います。

さて、いよいよレースが始まります！470旗が上がったら、本部船の上側で470の様子を見ます。有利はどっちなのか、風量はどうかを考えながら、ブローをみつつコースをスキッパーと話し合います。470がスタートしたら、本部船の横から見通しを冷静に確認した後、ラインを流して、スターボを少しだけ走り、風の振れを見た後、スタートラインに並びます。私はスタートが得意ではないので、できるだけ早く並ぶことを意識しています。さあ、いよいよスタートです！私がレースで大事にしていることは、艇内の雰囲気とスキッパーとのコミュニケーションです。結局は楽しく乗らないと走らないと思っているので！

さて、ここまでレースでのルーティーンをこまごま書いてきましたが、忘れたらいけないのが沖飯です。私はなんとなく沖飯はヨットに積んでおく派です、特に理由はありませんが（笑）。いつも飲み物とパンを2つくらいを入れていますが、特に風が強い日などはあまり食欲がわかず、食べる余裕もないことが多いので、ゼリー飲料で手早くエネルギー補給をしています。去年同期と臨んだ富山での個選予選では、強風の中レース間隔も短く、後ろの方を走っていた私たちにとっては、フィニッシュしたらすぐにスタートラインに向かい次のレースの準備をしなければならないという怒涛の2日間だったので、この時ゼリー飲料のありがたさを実感しました。それ以来、ゼリー飲料は私のレースの友です。いつもありがとう。

オフに入ってしばらく経ちましたが、このブログを書いているとレースが懐かしくなってきました。来シーズンのレースも“楽しく、いつも通りに”臨めるように頑張りたいと思います。最後までお読みくださりありがとうございました。