石垣島遠征

お世話になっております。新2回生470クルーの原田真吾です。今回は2／13〜2／28にかけて参加した石垣島遠征について報告させていただきます。先に石垣島で練習を終え、春合宿の為に琵琶湖に帰る主将の代わりとして応募した石垣遠征でしたが、それは想像をはるかに超える非常に過酷なものでした。四方を海に囲まれ、中国大陸からの冬のモンスーンの影響を受ける石垣島は常にフルトラオーバーの風が吹き付け、かなりの強風コンディションでの練習が続きました。初めての海での練習ということもあり、最初は強風と波に圧倒されましたが、徐々に練習していくうちに船をコントロール出来るようになっていく実感を得られるようになっていきました。この遠征で最も印象に残っているのは平均30ktsを超えた2月25日の練習です。陸でも経験した事のないような強風とマストが隠れる程の大きな波のなか約30分ほど練習したところで巨大な波にさらわれ完沈し、1時間以上海を漂いながら何とかヨットを起こして自力でハーバーまで帰るという壮絶な体験をしました。この遠征で琵琶湖ではあまり経験する事のない強風に対する技術を磨く事が出来ました。このような機会を与え下さいった皆様に感謝をしたいと思います。ありがとうございました。以上で石垣島遠征の報告とさせていただきます。