この夏の目標と成果 #8
こんにちは。二回生スナイプスキッパーの鈴木です。長い自粛期間が明け、制限は多いながらも部活を再開出来るようになり、一日が虚無にまみれることも多かったオフ期間とは比にならないような充実した楽しい日々を送っています。さて、今回のブログのテーマとして頂いたのが「この夏の目標と成果」ということで、短いながらも有意義な練習が行えたこの夏を振り返ってみようと思います。
私のこの夏は、再開できた喜びと長期の空白期間に対する焦りがほとんどで、明確な目標を立てる前に、まずは船を1ミリでも前に出そうという思いしかありませんでした。特に私は組んだクルーが一回生の十枝で、かつ彼は経験者ではあるもののクルーの経験は無く、本人もスキッパー志望ではあれども人数の関係で即戦力としてスナイプクルーになったという事情があるために、自分の所作のみならず、ペア全体の動きに関して気をつける必要性が高かったので、より我武者羅に帆走のクオリティを高めることにしか焦点を合わせる余裕がなかったと思います。
しかし、経験者といえ1回生と一緒に乗ることは大いに自分の糧になったと思います。一応艇全体の責任を負うことになって、自分で決断し、逆に任せられるところはしっかりと任せるという選択をするなどの先輩と乗っていたときにはなかった判断に慣れることができ、またふたりとも経験値が少ない分、練習やレースを経るごとに着実に成長を感じることが出来ています。レースでは今の所芳しい結果が得られてはいませんが、いつか経験が結実してよい結果が出せるようになれたらいいと思います。十枝は10月10、11日のレースが終了すれば他の一回生と同じ扱いとなる予定ですが、そこまで一緒に乗ってくれて感謝しかありません。
拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。