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今週の活動報告(9/7~13)


3回生470スキッパーの井上です。今回は470チームの練習日である、9月8日〜13日の活動報告をさせていただきます。

9月8日〜10日にかけては中デッキ〜フルパワーまで変化する強弱の激しい風のなか帆走練習をしたのちに11日と12日に行われる琵琶湖セーリングチャンピオンシップに向けてスタート練習やコース練習を行いました。8日と9日はOBの松島氏に来ていただき、セールセッティングの指導やスタートの技術について指導していただきました。忙しい中コーチングに来ていただきありがとうございました。

帆走練習では風が落ちたタイミングでいかに早くスピードを回復させるかが上位艇と下位艇の差だと感じました。少ない練習時間でここの技術の差を埋めるのはなかなか大変ではありますが、レスキューからたくさん動画を撮ってもらい、家に帰ってから何度もその動画を見返すことでヨットに乗っていない時間にも上手くなれるように頑張っていこうと思います。

スタート練習では部全体としてラインの把握ができていませんでした。スタートラインが短い時はある程度いいスタートを切れている人も、レースと同じくらいの長さのスタートラインになるとかなりラインから遠いところでスタートをしたり、スタートラインを超えているのに気づかないことも多々ありました。団体戦ではカットレースが無いためリコールは絶対にできません。その中でいかにいいスタートを切るかが大事になるので、部全体として今後の課題としていきます。

9月12日と13日は昨年の11月以来となるかなり久しぶりのレースとなりました。他大学は京大よりも早い時期から練習を再開していたこともあり不安もかなり抱えつつも、自粛期間の座学も含めたこれまでの練習の成果を発揮して自分の立ち位置を知れるためかなり楽しみなレースでした。個人的には4番艇、5番艇として十分な力を見せようと意気込んで臨みました。

12日は終始風の無い状態で風の振れも激しくかなり難しいレースとなりました。レースメンバーはそこそこの結果を残す中、自分はリコールをしてしまったりケースを起こしてしまったりと散々な結果となりました。レースに向けたタクティクスの対策がほとんどできていなかったため、第一線で出たはいいものの行きたい海面に行くには難しい位置からスタートしてしまったり、藻がある中集中して帆走できずペアとしてイライラしてしまったりして非常に悪い艇内環境のままレースを終えました。その日のミーティングではいい順位を取れたレースメンバーからコースについてやスタートについての細かいタクティクスを習いしっかりと反省して2日目に臨みました。

13日は安定した南風でのレースとなりました。自分は前日の反省を生かして全体として悪くはないレース展開をすることができました。レースメンバーの調子が悪かったのですが、その時は張り合えるかなという程度でした。目に見える大きなミスは無かったものの、コースでタックタイミングをミスしたり、スタートで第一線で出られなかったりと小さなミスがありました。これを減らしていくことが今後の課題となります。

部としては高山鈴木ペアが3位入賞しました。しかし上位3艇の結果を見ると同志社に大きく差をつけられてしまいました。今後はこの差を埋めて、抜かしていけるように数少ない練習時間を有効に使っていこうと思います。

また個人的なことではありますが、自粛期間にトップセーラーからのコーチングを受けて練習の反省方法を改革しました。470チームに浸透させているのですが、上手い人が何を考えているのかを自由に見ることができたり、ヨットに乗っているときの状態を言語化できたりとかなりのメリットがあるように感じています。今後も続けていってチームとして成長していけたらと思います。

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