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思い出のレース #20


こんにちは。3回生470クルーの大島です。このコロナ期に筋トレブームが来て、ダンベルやベンチ、懸垂バーが売り切れてしまっていたので自重筋トレで体を追い込む日々を送っています。減量のためにオートミール中心の食生活を始めようと思い、近所のスーパーを回ったのですがどこも売り切れだと言われ、考えることはみんな同じなんだなと思いました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入らせていただきます。思い出のレースは良いレース悪いレースいくつかあるのですが、その中でも自分の弱みを1番感じたレースについて書いていこうと思います。それは昨年の11月末に江ノ島で開催された全日本470選手権の第1レースです。初めての江ノ島にワクワクしながら積み下ろしや艤装を行い、次の日から5日にわたって開催されるレースに向けて気合いは十分でした。強風予報の日も多く、ここで良い順位を取ってやると思っていました。そして次の日、いよいよ出艇のときを迎えました。風は北東の9-15knotとど強風という訳ではなかったのですが、今まで練習してきた琵琶湖や西宮と違い波も高く、ブローがかなり重く感じられ、レースエリアにつく頃にはスピンパンプが打てないぐらい疲れていました。そんな中始まった第1レース、なんと1上を2位で回航しました。正直その時は周りを見る余裕などなく、ただフレッシュで走ることだけを考えていたら、最後にありがたくリフトが入ってたまたまその順位になれただけでした。その後、サイドマークを回り、ランニングレグの半分程行ったところで沈してしまい、結果はDNF。沈起こししてすぐにレースに戻ったのですが、残り少なかった体力が沈で全て持っていかれ、2下ではスピンシートが持てないほど疲れていました。結局この日はこの一レースのみ。何とも不甲斐ない結果に終わってしまいました。体格だけ一丁前に強風向きなのに、実際は船に乗るだけで精一杯だったということがとても悔しかったです。それと同時に、こんな風が吹く環境で日々練習をしている関東勢との歴然たる実力差をひしひしと感じました。この時初めて、ヨットには体力と筋力が必要なことを知りました。それからは、春合宿もありなかなか筋トレなどできていなかったのですが、コロナの影響で部活が出来なくなった今こそ、もう一度基礎を固める時だと思い、追い込んでいます。この休みも3ヶ月目に突入し、モチベーションが下がり気味になってしまいますが、こんな時こそチャンス、気を引き締め直して活動再開に向け己を磨いていきたいです。

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