思い出のレース #14

June 2, 2020

 

こんにちは。3回生スナイプスキッパーの加藤です。私は部員のブログを読むのが大好きで、今回のテーマである思い出のレースはみんなの熱い気持ちが垣間見えてなんだか嬉しくなるのですが、いざ自分の番が回ってくると難しいです。先輩に迷惑をかけまくった新人戦、大山・定田ペアと闘いながら河村と一緒に乗り越えたレースシーズン、入部した時から楽しみにしていた女子インカレ…どれも思い出深いにもほどがありますが、今回は4ヶ月ほど前に出場した、比較的記憶に新しい江の島スナイプ選手権の第1レースについて書こうと思います。

11月、12月にもこの大会は開かれており、私が参加したのは第3回の大会でした。第1回、第2回には学校の関係でどうしても出場できず、テストの1週間前に遠征に行って大丈夫だろうかと思いながらも思い切って行かせていただくことにしました。この大会には福矢・金岩ペアと加藤・奥村ペアの2ペアで出場することになり、先輩しかいない遠征は初めてで少し緊張していました。そもそも、海でのレースが女子インカレ以来2回目で、その緊張もあったと思います。テストが近づいているというのに、特に年が明けてからは毎日毎日この大会のことを考えていました。私はどちらかというとネガティブで、悪い方へイメージが行きがちですが、なぜかこの時はいいイメージを持つことができていました。奥村さんは私が1回生の時にずっとクルーとして乗っていただいていた先輩で、一緒にレースに出るのはほぼ1年ぶり。そんな奥村さんと海で前を走れたらどんな気持ちになるだろうと考えながら、シングルでフィニッシュする想像を毎日していたのです。そして迎えたレース当日、第1レースでした。なんとか第1線でスタートし、慣れない海面で必死に走りました。速いよ速いよと言われながらも、正直私のテンションを上げるための言葉だろうなと思っていました。周りなど視界に入らないまま、気づいたら上マークに辿り着き、レースが始まって初めてまともに周りを見ました。すると、なんということでしょう、全47艇のうちほとんどの艇が後ろにいたのです。信じられませんでした。この位置を守りたい、なんならもっと抜きたいと思い再び集中モードに入りました。あっという間にフィニッシュラインまで走り抜けましたが、シングルかどうかは微妙でした。しかし、福矢・金岩ペアの真後ろでフィニッシュできたこと、話したこともない社会人の方にお褒めの言葉を頂いたことで、嬉しい以外の気持ちは湧きませんでした。陸に戻って順位を確認すると、11位でした。毎日毎日想像していたシングルは取れませんでしたが、今までで一番いい順位を江の島で取れたことに本当に驚きました。と同時に、いいイメージを持つことの大切さを強烈に実感することができました。想うだけで叶う夢はなかなかありませんが、想わなければ叶わない夢はあるのかもしれないですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。部活がいつ再開できるかはまだわかりませんが、練習ができるようになりましたら、その環境に感謝しながら全力で取り組もうと思います。1日でも早くみなさまが元の生活に戻ることができますように。

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