思い出のレース #3

May 16, 2020

 

 

 

 こんにちは、4回生、スナイプスキッパーの村上です。

 今回は僕の思い出のレースについて書いていきます。

 振り返ると、いつのまにか沢山のレースに参加してきたのだと感慨深くなります。その中でも一番印象に残ったレースは、3回生のメイレガッタ3レース目です。

 4月の新歓の時期が終わり、僕は当時4回生の厳さんとペアを組むこととなりました。厳さんは部内でも明るくて面白い人だったので良いペアにと意気込み練習に励んでいました。しかしペアを組んでからは、四大戦や練習でもなかなか結果が奮わず、苦しい時期が続きました。そんな時期に迎えたメイレガッタ。朝からアベレージ6m/sほどの風が吹いていたでしょうか。そのコンディションでうまく走れず、1レース目35位、2レース目25位と苦しい順位をとりました。2レースを消化し気持ちも落ち込んでいました。そんなときふと海面を見ると海面は少し緑色がかり、東の岸からの強いガストとともにあたり一面白波の爆風コンディションとなっていました。ここまでの風でのレースはあまり経験したことがなかったので、厳さんと話し合い安全に走り終えることだけを考えるということになりました。こんな強風でやるのかよと内心思いつつもレースは始まります。本部戦付近から良いスタートを切りすぐにタックしました。まわりの船が視界から消え、僕は必死にセールをトリムし、無我夢中で船を走らせました。そうこうしていると、気づけば上マーク、正確な順位は覚えていませんが、片手くらいだったと思います。感慨にふける暇もなく、安全に安全にとおもいながら下りレグに入りました。ランニングはランチャーなどもちろんあげず、とにかく沈せず走ることを考えました。そのままなんとか残りのレグも走り切り、フィニッシュ。

結果は5位でした。

 フィニッシュすると緊張がとけ、徐々に喜びが込み上がるのとともに、厳さんが視界に入ります。これまでの苦しい時期を思い出し、やっと苦労が報われたこと、ペアへの感謝の気持ちがこみ上げました。2人で握手をかわすと目頭が熱くなりました。

 

 このレースは自分たちに強風の走りへの自信を与えてくれたとともに、ペアとしてレースを走る喜びを教えてくれました。

 最近は中々思うようにレースができませんが、さらなる感動をペアやチームと味わえるよう、今できることから全力で取り組んで参りたいと思います。

 

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