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85代での抱負 #36

いつもお世話になっております。 新三回生スナイプスキッパーの村山です。 日頃の怠慢が惨憺たる結果として顕になった期末試験を終え、何度目か分からない《来期こそは勉学に励む》という誓いを立てた今日この頃です。ちなみに今回は過去と比べても際立って危機的な状況です。猛省しております。「お前それ何回目やねん」って思った方、今回は本気です。マジです。「いや、もうええて、ええて。分かってんねん」って思ったそこのあなた。来年のこのブログを楽しみにしておいてください。もしあなたが正しければ、ちょうど留年が決まり、轟々と湧き立つ悔恨に苛まれたものとなっているでしょう。まー、そんなこと有り得ませんがね。今回は本気なんで。 と前置きはここまでにして、ここからは真剣に今回のテーマ「85代での抱負」を述べたいと思います。 今年の私の目標は二つです。 一つ目は誰よりもヨットに貪欲になることです。 この目標を掲げた経緯を辿るために昨シーズンを振り返ってみます。序盤は前年のインカレ直前に急成長を遂げ、本番では学生トップレベルとも遜色なく走れたことに、大いに満足し自信を深めていました。一方で、その走りはまだ不完全な部分があり、またものにもしきれていないことを自覚していました。従って、最大の目標は勝ち方を完全に身につけることでした。これは、一年を通して様々なコンディションで、ヨットでの考え方を整理し、メンタルを安定化することで、成績が上位で収束しやすくなり、おおよそ達成することが出来ました。 そんな中で途中から苦心するようになったのはモチベーションの維持でした。目指すところには届いていないのは理解しているものの、あと2年あるという甘えた考えがどこかにあり、真剣になりきれずに過ごしてしまいました。それほど不満な成績を残すことがなかったのが返って、それに拍車をかけました。 それが変わったのはスナイプのインカレ優勝でした。永きに渡っての悲願であった日本一を達成出来たことにより、目標としていた総合優勝をより身近に感じ、それに対してどのように貢献していきたいかを現実的に考えるようになりました。 思い返せば、この一年間様々な遠征をするなかで、まだ私は日本のトップ、世界のトップに対してはまだまだ及ばないところがありました。日本一を目指すチームのエースがその程度で満足していいはずがありません。自分の目指すところは一番高いところだと肝に命じ、誰よりも貪欲に成長を追及したいと思います。 二つ目の目標はチームに必要だと思うこと全てに自ら積極的に取り組むことです。三回生という学年は四回生程の役職や責任はないものの、上回生としてチームを俯瞰出来る立場になりつつある学年です。すなわち、リスクを背負ってでもチームに新たな考えや制度をもたらすのには最も適した学年だというわけです。京大ヨット部は昨年、目標としていた総合入賞を達成することが出来ましたが、それと同時にクラス間の壁が大きすぎるという課題が浮き彫りになりました。総合優勝への最大の壁となるであろうこの課題を中心に様々な問題について、とりあえずやってみるをモットーに全力で取り組んでいきたいと思います。 溢れ出るパッションを押さえきれず、前置きから長くなってしまいましたが、これにて終わりとさせて頂きます。お付き合いいただきありがとうございました。最後にこれだけは言わせてください。“俺は本気です。違うのは見たら分かります。” 

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