ヨット部を引退して #5

November 22, 2019

 

470リーダーを務めました、八代です。はやいもので、第84代が引退して、2週間が過ぎようとしています。
大学入学後、僕にとって京大ヨット部は、まさに生活の一部でした。
高校の友人に誘われて新歓に行き、試乗させていただいたヨットの楽しさと、「体育会」という言葉の持つイメージを払拭するほどフレンドリーな部内の雰囲気に魅了されて入部。
気が付けば授業そっちのけで夢中になっていました。(親にあきれられるほど・・・)
そして、引退した今、京大ヨット部に入部して本当に良かったと思っています。

今年、470のリーダーを務めさせていただきましたが、振り返れば、はたして自分はちゃんとリーダーとしての役目が果たせていたのだろうかと考えることが多くなりました。
勿論、チームの事は誰よりも大切に思ってきたと自負していますが、それだけでよかったのか、足りないものがあったのではないだろうか、何かもっと色々な意味での「強さ」が必要だったんじゃないだろうかと反省しきりです。
それでも、こんな僕についてきてくれた後輩たちに感謝しています。

みんな、本当にありがとう。

今年度の目標であった「インカレ総合入賞」を達成できたこと、本当にうれしく思っています。インカレでのことを少し書いてみようと思います。

インカレ1日目、スナイプは予想通り好スタートでしたが、470は違いました。
メンバーの表情にも焦りが感じられました。と、いうよりリーダーである自分が一番焦っていました。思い通りの結果が出せないということだけでなく、このままでは「総合入賞」という目標の足を引っ張りかねないと思ったからです。
しかし、年初のリーダー挨拶にも書きましたが、これまでの僕の経験からして、焦りが良い結果につながったことはありません・・・
まずは、自分の気持ちを落ち着かせるのに必死でした。
2日目、3日目がノーレースとなってしまいましたが、成立しなかったレースでは徐々に調子を上げていくような展開で、少しずつ平常心を取り戻すことが出来たように思います。

そして、最終日。
この日の展開は早く、8時50分にD旗掲揚、他大学の華々しい応援の中にあっても、一番あたたかく心のこもった後輩たちのエールに送られて出廷しました。

結果はスナイプ級優勝、470級11位。

470のレースメンバーたちが泣いていました。

僕は複雑な心境でした。
僕も彼らと一緒に泣いてしまいそうでした。

もちろん、悔しい。自分がチームを引っ張れなかったことも、活躍できなかったことも。
でも、仲間であるのは470メンバーだけではありません。スナイプの優勝は、心から嬉しかったし、応援してくれた後輩や監督、コーチ、OB、保護者全ての人への申し訳なさと感謝の気持ちで胸がいっぱいでした。

470級11位はチーム全員がそれぞれの役割を「やりきって」、勝ち取った素晴らしい順位だと思っています。
悔しいと思う気持ちは向上心を生みますが、今はまず、感謝や感動をみんなで味わいたいと思っています。
そして、来年に向けて後輩たちのさらなる活躍を祈り、今年先輩方がして下さったように全力でサポートしていきたいと思っています。

4年間、素晴らしい仲間に囲まれて、最高の経験をさせていただきました。
この場をお借りして、かかわりのあったすべての方々に心よりお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。 

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