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沖での会話#3

2回生 snipe クルーの奥村歩です。今回は「沖での会話」というテーマでブログを書かせていただきます。 当然かもしれませんが、私は沖ではスキッパーの方と、ヨットや風に関する話をしています。ブロー(風の強い所)の見え方や風向きの変化の傾向、スキッパーの位置からは見えない位置に関する情報、他艇の様子など、私の頭の中で考えていることをできるだけスキッパーの方と共有するように心がけています。それに加え、コントロールロープ類の調整の加減やヒール(フネの傾き)の角度、セールの形などをその都度確認して、スキッパーの方との間で感覚をすり合わせていくことが、沖での会話の中でも特に重要だと考えています。 私は昨年の 5,6 月のレースシーズンでは綱井さん、11 月末のプレプレでは飯島爽太さんと乗せていただきました。このように、私は他の2回生 snipe クルーと比べると、3回生スキッパーの方と乗せていただく機会が多かったです。したがって、私の判断や動作・技術について先輩スキッパーの方から御指導いただくという形の会話が、他の2回生 snipe クルーよりも多かったのではないかと思います。5月のレースシーズンの初めのころは、綱井さんにご指摘を頂いてばかりでした。しかし、先輩だからと遠慮せず、スキッパーのフネの走らせ方などで気になる点があればその都度訊くことが自艇のためになると気づき、2人で答えを探すことでパフォーマンスを上げるよう、心がけていました。また、「フネが速くなること以外は言わない」と自分の中で決めたのもこの頃です。レースの結果やミスで気分が浮き沈みすることがあってもフネの速さにつながらないネガティブなことは言わないで、前向きに反省して2人できちんと切り替えていける雰囲気づくりの重要性にも気づかされました。 3回生の先輩方にとってはあと2 回しかなかったレースシーズンのうちの1回を一緒に過ごして頂き、ご迷惑をおかけしたこともあったかと思いますが、私はたくさんの事を学ばせていただきました。この御恩は来シーズンに結果を出していくことでお返ししていけたらと思います。 あと1 ヶ月もしないうちに春合宿が始まります。誰と乗ることになるか私はまだわかりませんが、どんな人とでも常に会話を大切にして、同志社ウィークや西宮合宿で前を走るアツい春合宿にしたいと思います。 

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