今年を振り返って#14
新3回生470クルーの藤田です。オフになって思い返してみると今年の1年は本当に環境に恵まれていたと感じます。当たり前のように乗る船があってペアがいて。そしてどんな話でも聞いてくれて、ヨットのことをたくさん教えてくれる先輩、刺激を与えてくれる同期、やる気一杯で色んなことを質問してくれる後輩など、普段の練習から感謝しなければいけないことだらけでした。そんな恵まれた環境で部活をさせてもらってこの1年間は本当に楽しかったです。楽しかった思い出嬉しかった思い出は大小さまざまですが無限にあります。 後輩が入部しますと連絡してくれた瞬間 同期と出たレースで京大内トップで回航した瞬間 先輩に2秒だけスピントリム褒められた瞬間(笑) さらに、この1年間は学びの多い1年でした。2回生は「後輩である自分」と「先輩である自分」が混在する時期です。この1年間、先輩を見て自分はこんな先輩になれているだろうか、後輩を見て自分はこんな後輩になれているだろうかと考えていました。先ほども少し触れましたが先輩には部活の話をたくさん聞いてもらい、たくさんアドバイスを頂きましたし、遠征にも連れて行ってもらい、引退した後も練習や自主練にも来てくださったりしています。後輩からは、自主練しましょう、と春から連絡してきてくれたり、夏秋の琵琶湖での下級生練習では彼らのモチベーションの高さに元気づけられ、そういった後輩のやる気に負けてられないな、と意識させてくれました。自分の周りにはこんな風になりたいと思わせてくれる先輩後輩がたくさんいました。 今年の唯一の後悔は自分がここまで恵まれている存在であるという強い自覚を持ってアグレッシブに行動できなかったことです。しかし、ネガティブな感情を引きずる間も無く時間は過ぎていきます。幸運なことに、来年の代交代までは今年と同じくまだ自分は先輩であり同時に後輩でもあります。引き続き色んな事を謙虚な姿勢で学び、恵まれた環境への感謝の心を忘れず来年は前向きに、アグレッシブに部活に取り組み、チームが目標とする総合入賞の力に少しでもなれたら良いなと思っています。 来年のことを言うと鬼が笑うとは言いますが、こんな拙い文章で笑ってくれたら十分です。最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんどうぞ良いお年をお過ごしください。