今年を振り返って#3
2回生snipeクルーの奥村歩です。今回は「今年を振り返って」というテーマで、2018年のヨット部での出来事と個人的な思いを書かせていただきます。「今年を表す漢字〇文字」などが書ければかっこいいかもしれませんが、いかんせんそのようなことは私には到底出来ぬ芸当であります。またドラマチックなエピソード、華麗な文体、ユーモアのセンス、ブログでふざける勇気、そのいずれも持ち合わせていないため、全く面白くない、まとまりのない振り返りになってしまいますが、ご容赦ください。 昨冬は筋トレ、戦術講習、期末試験、バイトなどをしているうちにあっという間にOFF期間が明け、春合宿が始まりました。春合宿では初めて同期のスキッパーとレースに出ることになり、とてもワクワクしていたのを覚えています。OFF期間中は部活の人と会う機会が少なくやや寂しかったこともありますが、春合宿が始まると毎日ヨット部の人達と過ごして、ヨットの練習ができるのがとても楽しく充実していました。3月に入院して部活を休み、落ち込んだ時もありましたが、順調に回復して同志社ウィークに出場できた時はヨット部への愛がより一層深まりました。 新入生の試乗会が終わり迎えたメイレガッタでは、2日前に急遽配艇が変わり、ヨット経験者の新入生村山航大と乗ることになりました。それまで一緒に練習してきたどのスキッパーとも違う感覚がしてとても刺激的でした。本来彼は先輩クルーと乗るはずだったので、私と乗ることで順位が下がってしまったと思いますが、彼は嫌そうな顔をせず私にヨットの事をたくさん教えてくれ、貴重な経験をさせてもらいました。 その後のレースシーズンは、次期長老の綱井さんと次々期長老の私という配艇で過ごしました。私は綱井さんに迷惑をかけてばかりで、目標にしていた「インカレ個人戦出場」は果たせませんでした。けれども、シーズンを通して様々なことをご指導頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。また、琵琶湖snipeで、生まれてこの方初めてトップホーンを鳴らして大喜びした後、着艇後に実はUFDだったと知って落胆したのも今となっては良い思い出です。 厳しい暑さだった夏が終わり、あっという間にインカレ団体戦を迎えました。インカレ最終日の様々な立場の部員の表情を見て、自分もインカレの舞台で活躍するためのさらなる努力を胸に誓いました。代交代式では、くすぐったがりの私は第83代長老にもう二度とこちょこちょされることがないという安堵と、自分が憧れ、背中を追い続けた先輩方が引退される寂しさと、感謝の気持ちでいっぱいでした。プレプレを終えて迎えたOFF期間は、同志社ウィークや西宮遠征で前を走るアツい春合宿にするために、有意義に過ごしてまいります。 こんなに長くて面白みのない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ヨット部に関するアツい思い出は尽きることはないので、これでも厳選して書いたつもりです。 それではみなさん良いお年をお迎えください。