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新体制をむかえての意気込み#7

 こんにちは。 来シーズンの近畿北陸学生ヨット連盟委員長兼京都大学体育会ヨット部広報部長を務める厳です。厳という苗字も相まってめちゃくちゃ強そうな肩書きですね笑。その肩書きとは裏腹に大会の裏で粗相をしでかしていたり、ブログの期限を過ぎてこの文章を書いていたりして、早速いろんな人に迷惑をかけてしまってます。陳腐な言い方ですが、今までの先輩方の偉大さに気付かされる毎日です。  来年の意気込みを書くにあたり、今年のインカレを思い返してみました。先日の代交代式で話したように、今年のインカレの最終日、スナイプチームのレースメンバーとそうでないスナイプの3回生の様子が対照的に見えました。 1年間の死に物狂いの努力が実を結び、それを喜ぶもの。それを少し離れて曇った顔で眺めるもの。同じ環境で同じ練習をしたのに同じステージに立てない悔しさ、準優勝の3文字からくるプレッシャー、レースメンバーがさらに遠い存在になることへの危機感。彼らの表情が何を意味していたのか知る由もありません。それら全てかもしれないし、僕の目にそう映っただけかもしれません。が、私はあの時の感情を今でも鮮明に思い出します。悔しいという単純なものではありませんでした。レースメンバーと自分の力の差がわからないほど子供ではなく、だからと言ってそれを素直に受け入れられるほど大人でもありませんでした。もしかしたらと思い、持って行ったウェットスーツ。陸待ちのときに目にした乾いたウェットスーツがひどく滑稽で惨めに映りました。あの4日間「サポートメンバーの支えがあったから...」という言葉を反芻しては、皮肉のように思えて虚しくなっていました。  かなり暗い内容になってしまいましたが、来年の11月の私は何を思っているでしょうか。今年と同じように苦い思いをしているのか、それとも全国の舞台で活躍して仲間たちと笑っているのでしょうか。後者であってほしいですが、どちらにせよ「やり切った」と納得できる自分でありたいと思います。そうあるためにも今年1年は自分に言い訳をしないことを心に決めて取り組んで行くつもりです。 最後に意気込みというか願望になりますが、最後の1年は笑ってヨットに乗っていたいです。いろいろ書きましたが、やっぱりヨット部に入部したのはこの部のパワフルで馬鹿で暖かい雰囲気がたまらなく好きだったからで、それは今も変わりません。その雰囲気を味わえるのもあと1年。全力でヨット部を楽しむ1年にしたいです。 

 ついでに広報部からお知らせです。現在広報部では、2019年度のカレンダー(4月始まり)を鋭意作成中です。広報部が誇るデザインの鬼二人が手掛けた京大ヨット部カレンダー。あなたもお一ついかがですか? 

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