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最後のインカレを終えて#07

こんにちは。4回生マネージャーの齋藤です。ブログ「最後のインカレを終えて」について拙文ながら書かせていただきます。 先日インカレを終えついに引退したのですが、長くも短くも感じられるこの4年間でたくさんの貴重な経験や成長、感動があったなととてもしみじみとした気持ちで日々過ごしています。 引退して寂しいけれど、これからの自由な時間が楽しみで、老後ってこんな感じなのかなと、私は今まさに第二の人生を歩み出そうとしている気分です。 いきなりですが、どんなマネージャーを目指していたかについて語らせていただきます。 すごく馬鹿みたいな例えなのですが、私はずっと「酵素」のようなマネージャーになりたいと思ってきました。そうです、化学や生物で習うあれです。酵素は色んな化学反応を触媒して効率を上げるサポーターの役目をします。材料は同じたんぱく質でも、他のたんぱく質のように体の一部になったりはできません。 マネージャーは直接勝利という形で部に貢献することはできません。 頑張って紫雲の運転技術磨いても、ご飯作っても、得点計算しても、だから京大が1位!とは絶対なりません。 でも運転技術を磨けば、練習やレースサポートの効率があげられる。ご飯も疲れたプレーヤーの癒しになるし、血となり肉となりプレーヤーを支える。得点計算も迅速に分かりやすく伝えられたらレース中に自分が倒すべき相手を明確にできるし、レース成績をまとめればプレーヤーの経験を次に繋げることができる。 「プレーヤーが成長して勝利を手にする」という一連の反応をより低エネルギーで、より短い期間でできるようにサポートする。そんなマネージャーになりたい。ほとんど聞いていなかった生化学の授業の中でそう心に決めたのを覚えています。 現実は補酵素レベルで、サポートのサポートくらいしかできていなかったと思います。悔しい思いも不甲斐ない思いも数え切れないほどありました。それでも自分が努力してサポートすることで誰かの成長を少しだけ手助けしているかもしれない、全国を狙えるチームになれるかもしれない。そう思って頑張って参りました。僅かでも力になっていたなら幸いです。 さて、先日のインカレでは、純粋にサポートのことだけを考えていられました。それは、後輩たちが他の事一切をしてくれていたからでした。いつの間にこんなに頼もしくなったのか。今まででは考えられないほどの組織力の高さに驚愕しました。後輩プレーヤーの皆、次世代は更に優秀なサポート体制が整っています!入賞目指して頑張ってください。ずっと応援しています。 また、いつも応援してくださる先輩方。皆さんの存在を感じて、とても嬉しく心強く思いました。これからはOGとして仲間入りさせていただきます。宜しくお願い致します。 そして同期、皆のことが誇らしくてたまりません。皆が活躍する姿に何度感極まりそうになったか分かりません。この代の一員として最後まで戦ってこれて本当によかった。共に励んできたこの4年間は私の一生の宝物です。今まで本当にありがとうございました。 最後に一つだけ、SNS係として宣伝です。私は京大ヨット部が大好きです。私だけでなく皆大好きです。そんな皆が愛するこの京大ヨット部を知ってもらおうとたくさんSNSを更新しています。これからもきっとたくさん投稿するので、見ていただき、好きになっていただければ嬉しいです。 長くなってしまいました。以上で「最後のインカレを終えて」とさせていただきます。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。失礼致します。 

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