思い出のレース#11

July 6, 2018

こんにちは。2回470スキッパーの北尾です。僕自身まだまだレース経験は浅いですが思い出に残るレースとして、僕からは4回生のはんぺんさんと出させていただいたメイレガッタ2日目の6レース目についてあげさせていただきます。
南西からの風8-9m。今までもあまり経験したことのない強風の中、レースは始まりました。恐らく最終レースになるだろうと意気込む一方でスタートで下にずらない自身があまりなかったので、とにかく空いているところから出ようとアウターに近いところからスタートしました。そしてふと前を見ると松島さんと八代さんの艇(4352)が見えました。前を走る4352にできるだけ離されないようにとあるだけの意識をテルテールとメイントリムに向けながら走ったのを覚えています。そして気が散る間もないまま上マークの回航。一番沈の可能性が高いリーチングレグに入りました。何度か強烈なブローが入り「あかんー!」と思いましたがクルーのはんぺんさんが「いける!がんばれ!」と声をかけてくださったことによりなんとか乗り切ることができました。そのあとたどり着いた下マークで回航しようとすると高山と江澤さんの乗る艇(4010)が目の前を回航しているのがわかりました。この時に初めて自分が今、前の方を走っているということを知り、少し心が踊りましたが、それも束の間、ふたたび2上に向けてクローズが始まります。1上の時と同じく僕はただひたすらテルテールとメイントリムに徹し、うまく右のブローを掴み、もう腕が千切れると思った頃に上マークをたどり着きました。そして2下付近、恐らくもう順位変動はないだろうと思った時、マークを確認すると、1下を回りスターボでこちらに向かってくるスナイプの大艇団が見えました。正直かなり焦りましたが早めにスピンを下すことでことなきを得ました。そして流し込みでフィニッシュし結果は9位。その時は安堵の気持ちがいっぱいで嬉しさなんてほとんどありませんでした。実際に嬉しさがこみ上げてきたのは最後のハーバーに向かうクローズの時で、今までの腕のしんどさがむしろ爽やかに思えてきました。
練習でもあまりしたことのない強風。自分一人では絶対に成し得なかったレースだったと思います。ヨットのレースについてはもちろんのこと、先輩の偉大さや京大の船が周りに見えた時の安心感、また前を走ることがどれだけ大変なのかなど様々なことを知りました。今週の土曜からはいよいよ1回生の試乗会と共にクラス分けもはじまります。470乗りたての時に迷惑をかけた(今もかけているかもしれませんが)先輩と、一緒に練習している同期と、そして新しく入ってくる後輩と、前を走るために今後も頑張って練習していきたいです。
拙い文章ですがお読みいただきありがとうございました。 

 

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