top of page

思い出のレース#10

思い出のレース『平成29年度第1回江ノ島スナイプ』 こんにちは。4回生スナイプクルーの加藤です。今回は思い出のレースというテーマでブログを書かせて頂きます。この4年間数多くのレースに出場してきました。納得のいく結果を出せたレース、後悔の残るレースと思うところは様々ですが、その中でも印象に残るレースとして平成29年度第1回江ノ島スナイプについて書こうと思います。結果は悪い部類なのですが、学ぶことが多かったという点でこのレースを挙げました。 平成29年度はプレインカレや団戦予選など普段は琵琶湖で開かれている学連レースが福井の若狭で行われた年でした。慣れない海でのレースに備え、海への遠征計画が練られました。そのうちの1つが第1回江ノ島スナイプへの出場です。大会へは電気通信大学からヨットをチャーターし同回生スキッパーの中川と出場しました。初めての外洋でのレース、しかもおよそ70艇ものヨットが参戦するビッグフリートです。その日をとても楽しみにしていました。 大会1日目は朝からオーバーパワーの南風が吹いていました。ハーバーから出るやいなや目に入ってきたのはヨットをマストから飲み込まんばかりの高波。外洋特有の高波を前に成すすべもありませんでした。波に叩かれ、波に刺さり、波のトップで煽られ…と波に翻弄され気づいたら1レースが終わっていました。振れもブローも掴めないままの終わり。情けない、次こそはと臨んだ第2レース。まずまずのスタートを決め、上艇を確認し前を切れると確信。タックを返した瞬間、目にしたのはプラプラと揺れるサイドステイ。チェンプレが変形しサイドステイが船から外れていました。レースはリタイアしました。 結果を見ると散々なものでしたが、この大会で得たものはとても大きかったと思います。波への対処、ビッグフリートでのスタート、艇体のメンテナンス等々、ここで得た経験がその年福井で行われた数々のレースでも役立ったと思っています。今年のインカレ本戦は蒲郡で開催されます。江ノ島とはまた違った海面でのレースですが、江ノ島での経験を含めこれまでの積み重ねの成果を存分に発揮出来るよう全力を尽くして参りたいと思います。 拙い文章にお付き合い下さりありがとうございました。この辺りで失礼致します。 

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page