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思い出のレース#09

こんにちは。2回生スナイプクルーの金岩です。今回のテーマ「思い出のレース」について書かせていただきます。自分にとっての思い出のレースはすでに一緒に乗っていた飯島森が書いてしまっているのですが、2018年の4大戦の第一レースです。 長い沖待ちの後ようやく三井寺からレースができそうな風が入ってきてレースが始まりました。スタートはかなりの下有利でしたが右に行きたかったこともあり下艇団の上から出ようと思っていました。しかし思ったより風が弱かったこともあり、下艇団のところまでよせられず、スタートラインの真ん中少し下あたりのかなり空いているところでスタートしました。少し予定とは違ったのですがガラガラの場所からでたこともあり、ずっとフレッシュの風で右に伸ばすことができました。右に伸ばしている間じわじわへダーしていき、そこそこのブローが入ったところで自艇以外の右に伸ばしていた船はタックしていきました。自分はまだ前にブローが見えていたためそのまま伸ばすことにしました。そして予定していたブローにつっこみタックを返すとどんどん風が右に振っていきました。他の艇はかなり前にタックしていたため、絡む艇はなかったので帆走に集中して走っているとさっきのへダーで前を切られた船が遥か下に見えました。風はそのまま右に振り続けたためかなりのオーバーレイになってしまいましたが、ブローにかんでいた分と振れで得たゲインがとても大きく一上を断ピンで回航しました。そのときは下りの帆走にあまり自信はなかったのですが後ろの艇が上り合ってくれたため1下までそのリードを保つことができました。ただ良かったのはここまでで2上でカバーリングを怠ってしまった結果1艇抜かれてしまい、また、下りで自分がスキッパーのジャイブのタイミングについていけず、順位を落とし3位でフィニッシュしました。 運が良かったということもあるのですが一周目まで1位でいながら自分のミスで順位を落とし、今までの結果からすればものすごくいい順位だったのですが悔しさが残るレースとなりました。このレースで前を走るときの緊張感、カバーリングの大切さ、ジャイブ、タックのタイミングの大切さを身をもって感じることができ、自分にとってとてもいい経験ができたレースになりました。 以上が思い出のレースについてです。大変読みにくい文となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。 

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