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思い出のレース#02

2回生スナイプスキッパーの飯島森です。 思い出、というほど古い話では無いのですが、2018年4大戦第1レースが鮮烈に記憶に焼き付いていることは確かです。 この日はAP旗が降りたため出艇したものの、微風に悩まされて3時間以上沖で風待ちを強いられていました。そんな中で南西から入ってきたオンデッキ程度の風でレースは行われました。スタートは圧倒的下有利でスターボでスタートを切るのは困難と考え、空いているところからポートスタートをしました。クルーの金岩はグイグイとヘダーしていく風の中でひたすら右に伸ばしました。レイラインには乗らないもののその近くまで伸ばしきったところでタックを返すと振れの恩恵で左に伸ばしていた艇が全てはるか下に見えました。そこからさらにグイグイとリフトしていき、結果的に凄まじいオーバーセイルとなってしまいましたが、とてつもないゲインを得た自艇はダントツの1位で1上を回航しました。上マークまで(二回でなく)一回のタックで到達する、文字通りの右くの字コースでした。後ろは固まっていて登りあいをしていたこともあり、1下までは距離を詰められることなく回航しましたが、2上までの上りレグはトップ艇団の意地を見せられて抜かれてしまい、2位で回航しました。下りレグでも1つ落として3位でフィニッシュすることとなりました。1下までは圧倒的な優位だっただけに順位を落としてしまったことは非常に悔しく思っていますが、後ろに全ての艇を背負って走る強烈な景色は忘れることが出来ません。 

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