私がヨット部に入った理由#30
こんにちは、4回生スナイプスキッパーの小塩です。 入部したのは遥か昔のことのようですが当時のことを思い出しながら書きたいと思います。 中学では柔道、高校ではラグビーとコンタクトスポーツばかりをやっていた僕はもちろん大学でも人とぶつかる系スポーツをやる予定でした。ところが入学前に気胸で手術を受け、医師からコンタクトスポーツは駄目だよと言われたことでそのプランはなくなり、クスノキ前をウロウロする生活を続けていました。 そんなときに僕を拉致したのが先代主将の鈴木さんでした。ヨットのヨの字も知らない僕でしたが、説明会に参加してみてもやっぱりヨの字も分からないままでした。ただその時のPV(kuyc 2015で検索!)がとても魅力的だったのを覚えています。 説明会ではいまいちヨット部のことがよく分からないままでしたが後日、鈴木さんと鈴木さんの2代上の浅尾さんとご飯に行くことになりました。ここで転機が訪れます。 2人がとても熱く、楽しそうにヨット、そしてヨット部を語ってくれたのです(今思い返すと半分くらいは新歓と全く関係ないいつもの思い出話でしたが)。自分がやっている競技や所属している部活のことをこんなにも熱く語れる人がいることに衝撃を受け、ヨット部への愛が痛いほど伝わってきました。やったことのないスポーツの部活に入ることは決めていたので大事なのは4年間捧げてもいいという踏ん切りがつくかどうかでしたが、この部活なら部のことを好きなって続けられると思いそこで入部の決心をしました。 とりあえず試乗会だけは来てくれ、ということになり最終週の試乗会に行きそこで胴上げされました。ヨットに乗ったことは覚えていますがあまり印象には残っていません。 振り返ってみるとかなり直感に頼って入部したんだなあと感じます。現在ではその直感通りヨットも、ヨット部のことも好きで部活を楽しむことができています。 僕の入部から早くも3年が経ち、あれからたくさんの後輩達が様々な想いを持って入部してきてくれました。ヨット部に入部する理由は人それぞれだけど、入部してからは全員が「ヨット部のことが好き」と誇れる部活を築いていきたいと改めて決心しました。