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自己紹介#92-6


初めまして。この度京都大学ヨット部に入部いたしました、農学部森林科学科の中村燎(なかむらかがり)です。


出身は滋賀県の膳所高校で、小中ではバスケを、高校ではヨットをしていました。そのため、高校から引き続き柳が崎に通うことになります。日々の練習の中ですれ違う「京」と描かれたセールや、帰り際に見かける練習終わりのミーティング。また時折練習を見に来てくださる膳所高ヨット部出身の先輩方の存在もあり、以前から京大ヨット部は自分の身近にあって、憧れを抱いていました。私はすでに4月末から練習に参加させていただいており、いよいよ理想が現実となったことを実感し始めています。


高校3年間のヨットとともにした日々を振り返ってみると、楽しかった思い出よりも先に苦しかった思い出が想起され、よく言われる「過去の出来事は美化される」現象は起こっていないようです。高2の時は先輩とペアを組んで420クルーとして、高3ではレーザーに乗り、運良く2年連続インターハイ、国体に出場することができました。しかしながら、全国のトップレベルと競う場面は何度かあったものの、結果的には表彰台には遠く及ばず、悔しさや心残りがあるまま引退を迎えました。もっとヨットに熱中したかった、もっとヨットを好きになりたいという思いがあり、大学に入ったらヨット部を見に行くことは入学前から決めていました。


新歓に行き、先輩方の「大学のヨットは楽しいぞ」という言葉で、私の決意は固まったように思います。早速練習に参加させていただいている今は、学ぶことが溢れんばかりにあって、幸せですね。もう高校の時以上にヨットに熱中しているほどです。他大学のヨット部にもいらっしゃる、高校の先輩方にも負けず、追いかけて、追いついて、追い越して。これからの4年間は全力でヨットを楽しみ、いずれは京大ヨット部に貢献できる一員になりたいです。

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