私がヨット部に入った理由 #5
お世話になっております。2回生470クルーの倉田です。
今回は私がヨット部に入った最も大きな理由について書こうと思います。
それはあたたかい雰囲気です。
大学生っぽいにぎやかなイベントに参加したい。
そして会話を回すのがうまくて、面白い人間になりたい。
そんなことを考えていた私にとって、ヨット部の雰囲気はかなり整合的でした。
端的にいうと、ヨット部は上を目指している集団でした。
新歓は賑やかでしたが、無理をして大声を出している感もありました。しかし、その無理に対して誰も冷やかしを与えない、むしろ賞賛する、そんな雰囲気にかなりの居心地の良さを感じました。
しかし私はもともと体育会系の部活とは無縁の学生でした。時間を自分以外のために使うことが嫌でした。
しかしヨット部なりサークルなりに時間を費やさないと、友人ができないだろうとも思って悩んでいました。
そこに啓示をもたらしたのは、(イキって)偶然読んでいた『ファウスト』の一幕でした。
きょう出来ないようなら、あすも駄目です。
一日だって無駄に過してはいけません。
髪を攫んで放さぬように、出来そうな事件を
決心がしっかり押えなくてはいけない。
またその決心がある以上は、押えたものを放しはなさるまい。
そこで厭でも事件は運んで行くですね。
ヨット部の平日は休みで、冬には2カ月のオフがあります。ヨット自体も楽しく、頭を使う競技だという点も大学生らしくて好きだと思いました。
そこでヨット部に入ることを決意しました。
入部は正しかったといえるでしょう。楽しいイベントもあり、充実したキャンパスライフを送れています。
そんなヨット部の雰囲気に好感が持てる新入生の皆さんはぜひ新歓にきてください。
つたない文章ですがお読みいただきありがとうございました。
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