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江ノ島オリンピックウィーク2024


お世話になっております。4回生470スキッパーの飯田碧です。今回は、5/23〜5/26に行われた江ノ島オリンピックウィークについて報告させていただきます。

 

今大会は、オリンピアンや海外選手をはじめとする80艇以上の艇数の中、470は3日間で7レース、スナイプは2日間で4レースを消化しました。インカレ開催地でもある江ノ島でのビッグフリートということで、インカレで3番艇に求められる30位を目標として挑みました。

 

大会初日はオンデッキからセミトラの南風軽風の中3レース行われました。自艇はスタートがうまく決まり、かつクローズの艇速が速かったことで、いずれのレースも1上から前に出ることができ、スコアを3-16-7とまとめることができました。磯崎哲也さんや吉田愛さんなど超有名選手がすぐ近くにいた時は、興奮と緊張と信じられないような気持ちでいっぱいでした。暫定5位で初日を終え、多くの先輩、後輩から賞賛のLINEが届き、本当に自分が走ったのだという実感が湧くと同時に、ここで調子に乗ってはいけない、まだ大会は終わっていないと自分を奮い立たせて眠りにつきました。

 

大会2日目は7m/s程度の南風の中3レース行われました。元々オーバーの風域になるとクローズ帆走が遅いというのが課題で、さらに1日目はうまくいっていたスタートもうまくいかず、終始上位陣には遠く及ばない30番台後半を走っていました。そんな中、3レース目の最後の流し込みに入る直前のジャイブで、切り上がって完沈をしてしまいました。センターに捕まりながら、自分より後ろを走っていた艇に次々と抜かされていくのを見るのは絶望的な気持ちでした。情けないことに連沈を繰り返して起こせなくなりしっかりレスキューされ、実力の無さ、そしてマネージャーの有り難みを痛感しました。

 

大会最終日は南風軽風の中1レース行われました。風自体は初日と似ており、前を走れるのではないかと思っていたものの、1位の吉田愛さんが圧倒的な速度でトップホーンを鳴らし、フィニッシュウィンドウに間に合わずDNFという悔しい結果となりました。1上で艇団の中に揉まれた時に、フリーや2上でそこからどう抜け出して順位を上げていくかというところが今後の課題だと実感しました。

 

今大会を通じて、目標である30位は達成したものの、強風域でのボートスピードは圧倒的に不足しており、今後の夏の遠征などでもっと練習する必要があると感じました。一方で、軽風ではある程度前を走れるポテンシャルがあるという自信を得ることができ、実りある大会になりました。3位を走った時のあの景色をインカレでも見られるように、今後も練習に励んでいこうと思います。

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