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春合宿 #2ターム


お世話になっております。新三回470クルーの石橋和樹です。2/20~2/23も第一タームに引き続き、通しで最高気温4℃、平均8m/s、最大風速13m/s常にフルトラオーバーの風が吹き荒れるというようなこの世の終わりのような春合宿でした。

着底したら顔に生気が無く、死んでいるんちゃうかという人も多かったように感じます。

全体でトラブルも多数、沈も多数、完沈も何度かという練習でレスキューはお世話になりました。


1日目は午後から交代で46に乗りました。強風下クローズではジブを詰めないと上れずにしんどくなってしまうということを聞いていたのでスピードがないときにググっとジブを詰めたところパワーが一気に入りヒール沈してしまいました。ヒール沈でセールが風下方向に倒れ、船のハルの部分が風で倒されそうになり、船のコックピットが上から降ってきました。ヒール沈の際に黒球が取れたため、勢い余って完沈しようとしていたのです。シートが絡まり中々脱出できなかったのは恐怖でした。何とかシートから逃れ、寒さにやられ中々力が入らない状態で完沈を起こすことになりました。初めての完沈で、起こし方が分からず先輩に聞きながら起こしました。半沈から起こすときにハイクアウトすることを知らず、そのまま連沈して完沈してしまいました。ここで完沈の起こし方を学びました。また、半沈の際にジブの絡まりをはほどかなかったために沈を起こした時にジブが絡まってしまいました。絡まりを解こうとしてジブを強く引っ張ったところジブが避けました。半沈の時にジブシートの絡まりを解いていればいいのだということを学びました。


三日目は平均8m/s最大13m/s、最高気温6℃というコンディションでした。トラブル艇多数がハーバーバックで一時は470が自艇のみしか沖にいないというようなコンディションでした。神谷コーチからクローズはクルーはアジャスターをトリムするとスキッパーがパワー感が分かりづらいとのことを聞いてアジャスター全出しでブローコール、ボディパンに集中するようにしたら船が安定するようになりました。ランニングはとてもスピード、パワー共につくし、沈したらスピン回収をしなきゃいけないので恐怖でしかなかったです。しかし、スピードをつけないと逆に不安定になるとのことを1日目に学びました。スピンをつぶさないようにしてスピードを殺さずに、ブローをパンピングで逃がすようにしたら安定しました。またスピン沈しても、起こすまでの作業が慣れたのですぐに起こせるようになったのが大きいと思います。この日フル出艇できてよかったなと思いました。


強風下でまずは練習できるようになる土台ができた第2タームとなりました。

残りの合宿も頑張ります。

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